『トランスフォーマー/ONE』スカーレット・ヨハンソン、親友クリス・ヘムズワースと再共演も一緒に収録できず無念
3DCG映画『トランスフォーマー/ONE』(全国公開中)でエリータ-1の声を担当したスカーレット・ヨハンソンが、B-127/バンブルビー役のキーガン=マイケル・キーとリモートインタビューに応じ、『アベンジャーズ』シリーズで長年共演した親友クリス・ヘムズワース(オライオンパックス/オプティマスプライム役)との再タッグについて語った。
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『トランスフォーマー』シリーズ最新作は、サイバトロン星を舞台に若き日のオプティマスプライム(オライオンパックス)とメガトロン(D-16)の友情と冒険を描いたアドベンチャー。エリータ-1は向上心と戦闘能力が高いトランスフォーマーで、オライオンパックスやD-16らが所属するエネルゴン採掘チームのリーダーを務める。
初期のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を支えたメンバーでもあるスカーレットとクリスは、『トランスフォーマー』シリーズで再会することに。出演契約を結んだ時は「一緒にできるんだ。楽しくなるぞ」とノリノリで連絡を取り合っていたそうだが、スカーレットは「今回クリスとは一緒に収録する機会がありませんでした。彼と最後に会ったのは、(『アベンジャーズ』シリーズで共演した)クリス・エヴァンスの結婚式だったと思います」と残念そうに語る。
クリスの声は「すごく特徴的で、説得力があります」とスカーレット。「特徴的だから役に合わさるし、(『アベンジャーズ』で)ソーを演じる時は力強くリーダーのような声になります。そういった関連があるからこそ今回も声がハマっていましたし、彼自身もやりやすかったと思います」と彼が声を当てたオライオンパックスも絶賛しており、キーガンも「まさに完璧なキャスティングだね」と続けた。
そんな二人に『トランスフォーマー』シリーズの思い出を聞いてみると、スカーレットは「8歳上の兄が『トランスフォーマー』のアニメシリーズを全部観ていて、おもちゃも集めていました。やがて私のおさがりになって、バービー人形と一緒に遊んでいました」と回答。「正しい遊び方かどうかはわかりませんが、トランスフォーマーとバービーが恋に落ちて、いつの間にかデートしていました(笑)。そして、二人の関係を刺激的にするためにミュータント・タートルズの人形も加えていました」と予想外の遊び方を明かした。
また、キーガンは「私はアニメと同じくらいおもちゃのCMが大好きでした」と懐かしのテーマ曲を口ずさみ、「おもちゃは全部集めたと思います。特にサウンドウェーブのおもちゃがすごく欲しかったんです。カセットレコーダーに変身して、その中に小さなトランスフォーマーが収納できるんです。今まで見た中で最もすばらしいおもちゃでした」と楽しそうに振り返っていた。(編集部・倉本拓弥)