山田裕貴、レディー・ガガと『ジョーカー2』UKプレミアで対面!初の海外レッドカーペットに大興奮
俳優の山田裕貴が26日(日本時間)、イギリス・ロンドンで行われた、吹き替え声優を務める映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』のプレミアに出席し、レディー・ガガをはじめとするキャスト陣と対面を果たした。
本作は、コメディアンを夢見る孤独な男アーサー・フレック(ホアキン・フェニックス)が、歪んだ社会の狭間で“悪のカリスマ”へと変貌を遂げていく姿を描いた映画『ジョーカー』の続編。アーサーとガガ演じる謎の女性リーが出会ったことで、ジョーカーの狂気がさらに社会へと伝染していく。
劇中でジョーカーと対峙する検事ハービー・デント(演:ハリー・ローティー)の日本語吹き替えを担当する山田は、海外レッドカーペットイベント初参加。250人の観衆と150人以上のマスコミが集結したプレミア会場は、ジョーカーメイクを施したファンの姿も見られるなど異様な熱気に包まれており「すごいですね! 自分も東京でレッドカーペットを歩かせていただいたことはあるんですけど、その雰囲気とはまた違うロンドンの街並みと、ジョーカーで埋め尽くされた雰囲気がたまらないですね」とイベントの雰囲気に大興奮の様子だった。
そんな山田の前に、大歓声を浴びて登場したリー役のガガは、ファンの熱狂ぶりに「最高な日です! こんな素敵な夜に、大勢のファンに会えて嬉しいです! 映画公開にワクワクしています」とファンに大きく手を振りながら喜びを告白。山田から「いつかあなたのように世界を変えられる人間になれるよう、日本で僕も頑張りたいと思います! 日本のファンの皆さんにメッセージをお願いします」と呼びかけられると「親愛なる日本のファンの皆さんこんにちは、いつも皆さんのことを恋しく思っています。私の創作活動を応援してくれてありがとう! ぜひ、映画館でジョーカーのワイルドな体験を楽しんでね」とメッセージ。さらに山田が「いつか僕の作品も、ガガさんに観てもらいたいです」と伝えると「まかせて!」と固い約束を交わし、抱擁を贈った。
また、ハービー役のハリー・ローティーは、日本語吹き替えを務める山田に「それはすごい! 会えてうれしいよ、ありがとう!」と喜びを伝えると、「監督と話し合ったのは、ハービーを“生意気で自信満々の若者”に見せることだったんだ。彼は必ずしも正しい心を持っているわけではない。(ジョーカーの裁判が)テレビで中継されるのを知り、それによって自分のキャリアをアップできると考えている。真実はどうでもよくて、勝利を収めることが彼の全て。そんな会話から今作でのハービー検事像が生まれたんだ」とこだわりを告白し、山田も「ハリーさんの出しているその雰囲気を大切にしながら声を入れさせてもらいました」と強く共感。最後は日本のファンに向けて「日本の皆さんとこうして話せて嬉しいです! 見事で壮大な規模感の本作を楽しんでください! これは絶対に大きなスクリーンで観るべき作品です!」と熱い思いを語った。
また監督のトッド・フィリップスは、山田を目にするなり肩を抱き寄せ「僕はいつも大好きなロンドンでプレミアをやるんだ。イギリスの映画ファンは映画をこよなく愛しているから、ここに来るのは良いものだよ」とコメント。さらに、山田から「公開が近づいてくるとどんな気持ちになりますか?」と直々に尋ねられると「良い質問だね! 僕は過去に数々の作品を作ってきたけど、最終的な結果とは切り離す必要があって、そのプロセスを楽しむべきだと思って過ごしているよ」と語った。
かねてより熱烈な“ジョーカー愛”を語っていた山田は、フィリップス監督やキャスト陣との対面に興奮しながら「雰囲気に圧倒されることなく楽しむことができて、ホアキンさんは残念ながらお話を伺えなかったんですけど、ガガさんはインタビューを通して僕のことを覚えてくださっていて、最後ハグでお別れもできましたし、監督も“ユウキ!”と名前を覚えてくれててめちゃくちゃ嬉しかったです。色々なことが聞けましたし、こちらも伝えられてとにかく嬉しかったです」と感無量の様子だった。
映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』は10月11日より全国公開