『ブリジット・ジョーンズの日記』第4弾は「とても悲しい話」 ヒュー・グラントが明かす
レネー・ゼルウィガー主演映画『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズ第4弾『ブリジット・ジョーンズ:マッド・アバウト・ザ・ボーイ(原題) / Bridget Jones: Mad About the Boy』は、おなじみのユーモアは残しつつも、これまでの作品とは一味違うものになるようだ。ダニエル・クリーバー役でシリーズ復帰を果たすヒュー・グラントが英トーク番組「グレアム・ノートン・ショー」で明かした。
そのストーリーについて、「非常に面白いだけでなく、とても、とても悲しい」と語ったヒュー。第3弾『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』(2016)には出演しなかったものの第4弾でのカムバックを求められ、第2弾終了後から第4弾開始までの空白期間でクリーバーが何をしていたのか、プロデューサー陣と共に考えていったのだという。「彼は今や60代。ただ若い女の子たちに色目を使いながらキングス・ロードを歩いていくなんてことはさせられない」と明かしており、本作では色男の変化も描かれるよう。「実際、とても良い、感動的な脚本だ」と自信をのぞかせている。
『To Leslie トゥ・レスリー』のマイケル・モリス監督がメガホンを取る第4弾は、原作小説シリーズとしては第3弾となる「ブリジット・ジョーンズの日記 恋に仕事にSNSにてんやわんやの12か月」をベースにしたもので、50代前半となったブリジット(レネー)が母親業を何とかさばきながら、現代の生活における困難を乗り越えていく姿をつづるという。なお、ブリジットの恋の相手だったマーク・ダーシーは小説では死亡している設定のためか、ダーシー役のコリン・ファースが出演するという情報は残念ながら現在のところない。2025年バレンタインデーの世界公開が予定されている。(編集部・市川遥)