転落死したワン・ダイレクションのリアム・ペインさん、残された7歳の息子は…元恋人が声明発表
ワン・ダイレクションのリアム・ペインさん(31)が現地時間16日、滞在先のアルゼンチン・ブエノスアイレスのホテルの自室バルコニーから転落死した。加熱する報道を受け、リアムさんとの間に息子ベア君をもうけた元恋人のシェリル(41)が、Instagramで声明を発表した。
女性ポップグループ、ガールズ・アラウドのメンバーとして名をはせたシェリルは、リアムさんと2016年に交際を始め、翌年ベア君が誕生。2018年に破局を発表していた。
シェリルは「大地を揺るがすようなこの出来事に対処し、言葉では言い表せないほど痛ましい時にわたし自身の深い悲しみを乗り越えようとしている今、皆さんに、わたしたちが亡くしたのは人間であるということをどうか思い出してほしいのです。リアムはポップスターでセレブリティなだけでなく、息子で、きょうだいで、おじで、親愛なる友で、わたしたちの7歳の息子の父でした。息子は今、父親にもう二度と会えないという現実と向き合わなければならないのです」と声明を出した。
加熱する報道やインターネット上でのひどいコメントに心を痛めているといい、「一番わたしを悩ませているのは、過去2日でわたしたちが目にした忌まわしい報道やメディアによる搾取を、いつの日かベアが目にするだろうということです。そのことから彼を守れないことに、わたしの心はさらに傷つけられています」と吐露。
「そうした報道が、残された人々をさらに傷つける以外に何の役に立つというのか、どうか考えてみてください。コメントしたりビデオを作ったりする前に、自分自身の子供や家族にそれを読ませたいと思うのか、自分に問いかけてみてください。どうかリアムに残されたわずかな尊厳を与えて、彼を少しでも安らかに眠らせてください」と訴えた。(朝倉健人)