佐野勇斗、小学時代についた嘘を告白
俳優、歌手の佐野勇斗(M!LK)が21日、都内で行われた映画『六人の嘘つきな大学生』(11月22日公開)の完成披露舞台あいさつに登壇し、映画のテーマにちなんだトークの中で小学生時代についた嘘を告白した。
本作は、累計発行部数65万部を突破する浅倉秋成の小説に基づくサスペンス。新卒採用試験の最終選考に残った6人の大学生が内定を懸けて競う中、それぞれの罪を告発する封筒が見つかる。イベントには浜辺美波、赤楚衛二、山下美月、倉悠貴、西垣匠、佐藤祐市監督も登壇した。
互いを疑い合う作品の内容とは裏腹に、撮影現場はとても和やかだったといい、壇上では撮影の裏側を振り返るトークが行われた。赤楚は「結構みんな差し入れをくれるんです。特に印象に残っていたのは、暑い日に佐野きゅんがよくアイスの差し入れをくれたこと。佐野きゅんだけにキュンとしました」と佐野の様子を紹介。すると佐野は「シンプルに僕が食べたかっただけ。一人だけ食べたら怒られるだろうって(笑)」と照れ臭そうに理由を明かした。
佐野は「僕が印象に残っているのは、みんなで花火を見ていたことかな」と言い、「撮影所から花火が見えたんです。屋上に行ったら、みんながご飯を食べながら花火を見ていたんです。僕は呼ばれてなくて……」とションボリ。浜辺は「撮影終わった途端、楽屋にすぐ帰って行ったから……」と弁明した。そのほか、山下は佐野の気配りに触れるなかで、楽屋にゲームを持って来てくれたことを挙げていた。
イベントではそれぞれが過去にプライベートでついた嘘を暴露し合う一幕もあったが、佐野は小学校時代のエピソードを紹介。「小学校の時にお母さんとお父さんにテストを隠したりしていました。テストがまだ先生から戻ってきていないって、嘘を言いながら机の中に20枚くらい隠し持っていました」とぶっちゃけて笑顔を見せていた。(取材・文:名鹿祥史)