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「無能の鷹」でまさかの「踊る大捜査線」ネタ!

第3話よりさとうほなみ、井浦新、工藤阿須加、塩野瑛久
第3話よりさとうほなみ、井浦新、工藤阿須加、塩野瑛久 - (C)テレビ朝日

 菜々緒主演のテレビ朝日系ドラマ「無能の鷹」(よる11:15~深夜0:15)の26日放送・第3話ではさとうほなみ演じる営業部の中堅社員・鵜飼朱音(うかい・あかね)をメインにしたエピソードが展開。社内のあらゆる情報を手にし、“一人CIA”と呼ばれる孤高の彼女の知られざる過去が明かされていくなかで、まさかの「踊る大捜査線」ネタが飛び出して注目を浴びた(※一部ネタバレあり)。

【画像】ラップバトルが凄すぎた!第3話場面写真

 相変わらず徹底的な無能ぶりで周囲を翻弄する鷹野ツメ子(菜々緒)。どこから入手しているのか社員のあらゆる情報を把握している鵜飼だったが、鷹野だけは例外だった。そんな矢先、機械音痴であるはずの鷹野がなぜか開発部の変人エンジニア・鵙尾(土居志央梨)と親睦を深めることに。一方で、鷹野のひよわな同期・鶸田(塩野瑛久)は鵜飼と同期である鵙尾が犬猿の仲であることが気になり、かつて高校時代からの親友だった二人が遠ざかっていった経緯を知ることとなる。

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 「踊る大捜査線」ネタが飛び出したのは、鵜飼が上司の鳩山(井浦新)と後輩の雉谷(工藤阿須加)と飲んで泥酔して帰る途中、偶然、鷹野と鵙尾が楽し気に話す様子を目にし、これまでこらえてきた鵙尾への思いを吐露したときのこと。普段は弱みを見せない鵜飼が悲しそうに「昔は鵙尾の隣で笑ってんのは私だった! なのになんでこうなっちゃったんだろう」と積年の思いを語り出し、「大事な友達を失ってまで私なんで出世したいんだっけ? なんで毎日頑張ってるんだっけ?」と自問自答し、「ああ…青島と室井的なこと? 大事なことのために偉くなれ的な?」とつぶやいた。

 青島俊作は織田裕二演じる所轄の捜査員、室井慎次は柳葉敏郎演じる青島の上司で対となるキャリア組。現在、「踊る」シリーズ12年ぶりの新作で室井を主人公にした二部作の前編『室井慎次 敗れざる者』が公開中であり、なおかつドラマシリーズはフジテレビで放送されていたためにSNSでは「びっくりしたw」「踊る民歓喜」「テレ朝のドラマなのに」「さらっと他局のドラマ入れてきた」と驚きの声が相次いだ。

 なお、毎度登場するくせ者の取引先は、今回は“業界の反逆児”と呼ばれ、やたらと“フリーダム”を連呼する社長・服井繁(本多力)率いるアパレル企業。鵜飼が“ラップバトル”を披露することは事前に予告されていたが、それが予想の斜め上をいく強烈さで、視聴者は「何このプレゼン!」「いきなりラップ営業」「カオスすぎるw」と仰天。さとうがゲスの極み乙女ではドラムス担当であるため、「ドラムじゃなくてラップ始めた」との驚きも。

 また、鵜飼と鵙尾の友情模様も胸アツで、鵙尾がエンジニアになったきっかけになったかもしれない「ラクするための努力」や鵜飼の「なんで頑張っているんだっけ?」という叫びがとりわけ大きな共感を誘っていた。(石川友里恵)

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