『ヴェノム』完結編V2!ワールドシリーズ終了が追い風
全米ボックスオフィス考
先週末(11月1日~11月3日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、映画『ヴェノム』シリーズ第3弾にして完結編『ヴェノム:ザ・ラストダンス』が興行収入2,610万ドル(約39億円)で2週連続となる首位に輝いた。(数字は Box Office Mojo 調べの速報値、1ドル150円計算)
【画像】『ヴェノム』完結編はエディ&ヴェノムのラブストーリー
ドジャース対ヤンキースのワールドシリーズが重なったこともあり、シリーズ最低のオープニング興収を記録してしまった『ヴェノム:ザ・ラストダンス』。しかし先週末に入る前にワールドシリーズはドジャースの勝利で終わり、2週目は前週比48.8%ダウンとシリーズで最も落ちが少なく(第1弾は56.4%ダウン、第2弾は64.7%ダウン)健闘した。累計興収は9,004万7,430ドル(約135億円)、世界興収は3億1,704万7,430ドル(約476億円)となっている。
ドリームワークス・アニメーションの『野生の島のロズ』は公開6週目にして3位から2位へランクアップするなど引き続き好調。一方、同じ場所で起こった異なる時代の出来事を描いたグラフィックノベルを、監督ロバート・ゼメキス&主演トム・ハンクスという『フォレスト・ガンプ/一期一会』などのコンビで映画化した『ヒア(原題) / Here』は興収500万ドル(約8億円)で5位デビューと苦戦気味だ。(編集部・市川遥)
11月1日~11月3日の全米ボックスオフィスラキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『ヴェノム:ザ・ラストダンス』
2(3)『野生の島のロズ』
3(2)『スマイル2(原題) / Smile 2』
4(4)『コンクラーベ(原題) / Conclave』
5(初)『ヒア(原題) / Here』
6(5)『ウィー・リブ・イン・タイム(原題) / We Live in Time』
7(6)『テリファー 聖夜の悪夢』
8(初)『Bhool Bhulaiyaa 3(原題)』
9(初)『Singham Again(原題)』
10(7)『ビートルジュース ビートルジュース』