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「おむすび」歩(仲里依紗)がギャルになった衝撃の理由 真紀(大島美優)との2ショットにネット涙【ネタバレ注意】

歩(仲里依紗)の思いが明らかに -「おむすび」第29回より
歩(仲里依紗)の思いが明らかに -「おむすび」第29回より - (C) NHK

 連続テレビ小説「おむすび」(NHK総合・月~土、午前8時~ほか)第29回が7日に放送され、主人公・米田結(橋本環奈)の姉・歩(仲里依紗)がギャルになった理由が明らかになった。(以下ネタバレあり)

【画像】明日の第30回ではみんなでカラオケへ

 歩は、高校時代に博多ギャル連合(ハギャレン)の総代を務め、福岡では“伝説のギャル”として知られるキャラクター。東京から急に家族が住む糸島へ帰ってきて、第26回(4日放送)では「家族みんなで神戸に戻りたい」と希望を語っていた。

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 そんな歩が、結が過労で倒れたことをきっかけに、これまで誰にも話していなかった胸中を明かした。みんなで神戸に戻りたいと言ったのは、阪神・淡路大震災で亡くなった親友・渡辺真紀(大島美優)の墓参りに行くためだった。震災の日以降、真紀の死を受け入れることができなかった歩。受け入れたら真紀が本当にいなくなってしまうと恐れた。

 高校生の時に突如金髪にし、ギャルになった理由は、真紀との約束を果たすためだった。震災前、真紀は高校を卒業したら東京へ行き、ティーン雑誌のモデルになるのが夢だと歩に語り、一緒にギャルをやろうと誘っていた。だから歩は、真紀がやりたかったことを代わりにやると決意した。暴力沙汰で警察に捕まったときも、本当はお金を取られそうになっていた子を助け、はずみで相手にケガをさせてしまったという真相が明かされ、「めちゃくちゃ怖かったけど、真紀ちゃんだったら絶対助けた」と言う歩。それから歩を慕う子が増え、ハギャレンの総代に担ぎ上げられた時も、本当は断ろうと思っていたが「真紀ちゃんだったら絶対引き受ける」と常に真紀を思いながら決断していた。

 ギャルの掟である「仲間が呼んだらすぐ駆けつける」「他人の目は気にしない 自分がすきなことは貫け」「ダサいことは死んでもするな」の3つは、真紀の口癖だったことも明らかに。「私がやってきたことは、全部真紀ちゃんがやりたかったこと。ただ真紀ちゃんの人生を生きただけ」と打ち明ける歩にフラッシュバックする形で、金髪のギャル姿になった真紀と歩が仲良く腕を組んで歩き、笑顔を輝かせる幻のシーンが映し出された。

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 このシーン、歩は子供時代を演じた高松咲希ではなく、仲が演じ「歩は仲里依紗に成長したのに真紀ちゃんはあの時のまま」「歩を子役に戻さないのが覚悟が決まっている映像」とネットで話題に。また、歩の苛烈な思いを知り「泣いた」「やはり歩は真紀ちゃんの人生を生きていた」と視聴者の涙を誘った。

 明日8日放送の第30回では、仕事が「大女優」だと噂され、「本当はどうなのか?」と父・聖人(北村有起哉)に聞かれた歩が、考えた末、みんなをカラオケボックスへ連れていく。

 朝ドラ・111作目の「おむすび」は、平成時代のギャルが栄養士となり、現代人が抱える問題を食の知識と“コミュ力”で解決しながら、縁や人をむすんでいくオリジナル作品。脚本をドラマ「正直不動産」「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」などの根本ノンジが手掛け、B'zの主題歌「イルミネーション」がドラマを彩る。語りはリリー・フランキー。(清水一)

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