『ハリポタ』ロン役ルパート・グリントが来日!日本のファンへの愛語る「僕の一番お気に入りの人たち」
東京・練馬区としまえん跡地の「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター」(以下、スタジオツアー東京)で12日、クリスマスシーズン限定の特別企画「ホグワーツ・イン・ザ・スノー」日本初上陸を記念して大広間ライトアップセレモニーが行われた。サプライズゲストとしてロン役のルパート・グリントが登場すると、ファンから大きな歓声が沸き上がった。
「(喜んでもらえて)ほっとしたよ。うれしいサプライズだ」と笑顔をこぼしたルパートは、「日本は大好き。久しぶりの来日で、セットに戻れてとても興奮している。僕にとってすごく意味ある場所だし、それが日本というのがまたうれしい。みんなに会えてうれしいよ」とあいさつ。
「ホグワーツ・イン・ザ・スノー」は『ハリー・ポッターと賢者の石』のクリスマスシーンを再現する人気企画(2025年1月5日まで)で、大広間のセットはツリーとごちそうが並んでクリスマス一色に。このごちそうは当初は本物を使用していたが、長時間の撮影でにおいがひどくなったために『賢者の石』の途中から食品サンプルに変更されたという経緯がある。ルパートは「最初の数分は素晴らしいけど、1日過ごしたらちょっとグロテスクになって(笑)。実際、今フラッシュバックしていて、そのにおいが感じられるくらい。でもディテールが凝っていて素晴らしかった。それをこの部屋はそのまま再現していると思う」と太鼓判を押した。
久々の日本についてルパートは、「とても特別な場所。シリーズを通して、最も熱狂的で忠実なファンがいた。いつも手紙をくれて、アートを送ってくれる」とにっこり。「戻って来られてうれしいよ。特に今はクリスマスに『ハリー・ポッター』を観るというような伝統も作られているし、この時期にいられてうれしい」と喜んだ。
ルパート自身、クリスマスには『ハリー・ポッター』のことをよく思い出すとのこと。「さまざまな異なる瞬間がよくフラッシュバックする。強熱な10年間だったからね。クリスマスは映画において重要なパートを占めていて、ロンがクリスマスもハリーとホグワーツに残り、談話室でプレゼントを開けるシーンは、特に特別な日々だった。この時期になるとよくそのことを考えるんだ」
この日は4歳になる娘のウェンズデーちゃんも、舞台袖から父の姿を見守っていた。ルパートは「(クリスマスは)いつも好きな時期だけど、今は娘のウェンズデーがいるから、彼女にクリスマスがどんなものかを見せるのが楽しみ。きっと楽しいものになるよ」と父の顔を見せていた。
最後に「ずっとサポートし続けてくれて本当にありがとう。あなたたちは、僕の一番お気に入りの人たち。またここに戻ってくるのが待ちきれないよ。この場所は素晴らしいから、ぜひここに来て体験してほしい。もし『ハリー・ポッター』があなたにとって重要なものであるなら、ここは素晴らしい場所だ」とファンに呼び掛けていた。この日のイベントには『ハリー・ポッター』の女優・浜辺美波も出席し、ハリー杉山が司会を務めた。(編集部・市川遥)