実写ドラマ「ゴールデンカムイ」第7話で名画オマージュを再現!谷垣の過去も明らかに
野田サトルの人気漫画を山崎賢人(崎はたつさき)主演で実写ドラマ化した「連続ドラマW ゴールデンカムイ ー北海道刺青囚人争奪編ー」の第7話「まがいもの」が17日の午後10時より、WOWOWで放送・配信される。原作に登場した、名画のオマージュカットを再現。 各勢力が入り乱れるバトルが展開するほか、谷垣源次郎(大谷亮平)の過去が明かされる。(ネタバレあり。第6話までの内容に触れています)
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「ゴールデンカムイ」は、明治の北海道を舞台に、日露戦争帰りの元兵士・杉元佐一(山崎)とアイヌの少女・アシリパ(※リは小文字・山田杏奈)が、莫大なアイヌの埋蔵金をめぐって、第七師団の中尉・鶴見篤四郎(玉木宏)、新撰組副長・土方歳三(舘ひろし)らと攻防を繰り広げる冒険活劇。映画版に続く連続ドラマでは、金塊の在りかを示す暗号が刻まれた「刺青人皮(いれずみにんぴ)」を背負った、脱獄囚たちの争奪戦が描かれる。
前回、鶴見中尉のために偽物の刺青人皮を作っていた剥製職人・江渡貝弥作(古川雄輝)の工房で、尾形百之助(眞栄田郷敦)を含む土方一派と遭遇した杉元たち。一行は偽物の刺青人皮を判別するための手掛かりを探すが、証拠隠滅を図る第七師団に包囲されてしまい一時休戦。ひとまず第七師団に応戦する。一方その頃、コタンに残っていた谷垣は、アシリパを探しにきたインカラマッ(※ラは小文字・高橋メアリージュン)と出会う。
劇中にさまざまなオマージュが散りばめられている「ゴールデンカムイ」。第7話では、江渡貝邸で杉元たちが食卓を囲む、レオナルド・ダ・ヴィンチの名画「最後の晩餐」のオマージュが登場。原作とまったく同じ構図で再現されたワンカットは見どころだ。また予告映像には、杉元たちと尾形の食事シーンも登場しており、アシリパとの絡みにも注目だ。
さらに、土方と二階堂浩平(柳俊太郎※「柳」は木へんに夘)の一騎打ちをはじめ、二大勢力が入り乱れるアクションが展開。そして第7話では、尾形と死闘を繰り広げた谷垣にも再びスポットが当たる。秋田県阿仁のマタギの家に生まれた谷垣は、なぜ第七師団に加わったのか。二〇三高地での出来事を含む彼の過去が明らかに。さらに、今後谷垣と深く関わっていくこととなるアイヌの少年・チカパシ(青木凰)との出会いが描かれる。
各話ごとに担当アーティストや楽曲が変わる今回のエンディングテーマは、ストレイテナーの「Skeletonize!」。ホリエアツシ(Vo&G&Key)映画『ゴールデンカムイ』を劇場で鑑賞し、その世界観を生々しく映像化した美術と俳優陣の役に対する魂の込もった演技に興奮したといい、「楽曲の力で作品に魂を込めたい」というストレイテナーの思いが詰まったサウンドに仕上がっている。(編集部・入倉功一)
「連続ドラマW ゴールデンカムイ ー北海道刺青囚人争奪編ー」WOWOWにて毎週日曜午後10時より独占放送・配信中(全9話)
第1話は無料配信中