実写ドラマ「ゴールデンカムイ」大谷亮平、続編あれば「ソリに乗りたい」源次郎コールに感謝
俳優の大谷亮平が26日、TOHOシネマズ日比谷で行われた「連続ドラマW ゴールデンカムイ ー北海道刺青囚人争奪編ー」の応援上映&トークイベントに、工藤阿須加、植田春菜プロデューサーと共に登壇。大谷は「源次郎!」という会場からの熱い声援に「皆さんが温かくてホッとしました」と笑顔を見せていた。
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本作は、累計発行部数2,900万部を突破した、野田サトルの人気コミックの実写化。映画『ゴールデンカムイ』の続編ドラマとなり、明治末期の北海道を舞台に、埋蔵金の在りかを示す暗号が刻まれた刺青を背負った囚人狩りが本格化。「不死身の杉元」と呼ばれる元軍人・杉元佐一(山崎賢人、崎=たつさき)と杉元を助けたアイヌの少女・アシリパ(リ=小文字、山田杏奈)の一行をはじめ、鶴見中尉(玉木宏)らの大日本帝国陸軍・第七師団、新撰組「鬼の副長」こと土方歳三(舘ひろし)一派が三つ巴の刺青争奪戦を繰り広げる中で、それぞれの過去や信念が解き明かされていく。
秋田のマタギ出身の兵士・谷垣源次郎を演じた大谷。この日は、サプライズでゲストが発表されると「源次郎!」と歓声が上がるなど大盛り上がり。大谷は「登場しただけでこんなに盛り上がるなんて初めての経験です」と目を丸くすると、今回上映された第1話に「とても思い出が詰まった初回なので、こうして観ていただけて嬉しいです。応援上映という存在を初めて知ったので、最初は『しっかりしろよ!』とかヤジとか飛ばされるのかなと思っていたのですが、皆さんが温かくてホッとしました」と笑顔を見せる。
主人公・杉元を演じた山崎とはハードな撮影を共にした。大谷は「すごく過酷な現場だったのですが、終始いい意味でのほほんとしていた」と山崎の大らかさを伝えると「世代の大スターなのですが、そういう感じも見せない。かといって重要なアクションシーンでは目力がすごい」とメリハリの効いた現場での居方に脱帽したという。
撮影で印象に残ったシーンを聞かれた大谷は、熊すら震えるという凄腕の猟師・二瓶鉄造を演じた藤本隆宏との場面を振り返り「(二瓶の猟犬)リュウという犬が登場したと思うのですが、なかなかやんちゃな犬で……」と話し出すと「リュウがカメラと反対方向にすごい力で引っ張るんです。藤本さんとどっちが持つかという話になったのですが、僕は手袋をしていて、藤本さんは素手だったので、僕が持つことになって。かなり寒くて手がかじかむなか、リュウがすごい力で『もう無理』と手を放してしまったんです」と裏話を披露し会場を沸かせた。
この日は、ファンから寄せられた質問に答えるコーナーも。「もし金塊争奪戦に参加するなら相棒は?」という質問に大谷は「インカラマッ(ラは小文字)と言ったほうが、収まりがいいんですけど、僕は(工藤演じる)月島一択です」と即答。その理由について「月島以外、話が通じる人がいない。そもそも月島のキャラが好きなんです」とラブコールを送っていた。
また続編について話が及ぶと、大谷は「やれたらいいですよね」と願望を述べると「ソリ(犬ぞり)に乗っているシーンが原作でありますよね。あれがやってみたい」と発言。客席から「(ソリから落とされて)お尻プリンッて!」と声が上がると、大谷は苦笑い。応援上映を満喫したという大谷は、熱気にあふれる会場に「僕らも続編をやりたい。もしそうなったら、谷垣の魅力を存分に出せるように頑張りたいです」と意気込んでいた。(磯部正和)
「連続ドラマW ゴールデンカムイ ー北海道刺青囚人争奪編ー」WOWOWにて毎週日曜午後10時より独占放送・配信中(全9話)
第1話は無料配信中