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豆原一成「海に眠るダイヤモンド」出演にJO1メンバーも歓喜 いづみの正体を明かすシーンは「そんな軽く言うんだ!」と驚き

「海に眠るダイヤモンド」星也役の豆原一成
「海に眠るダイヤモンド」星也役の豆原一成 - (C)TBSスパークル/TBS

 神木隆之介が一人二役で主演を務める日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(TBS系・毎週日曜よる9時~)の現代パートに出演する、豆原一成JO1)のインタビューが公開された。(ネタバレ注意。以下、第5話までの内容に触れています)

【画像】いづみが正体も明らかに「海に眠るダイヤモンド」第5話フォトギャラリー

 「海に眠るダイヤモンド」は、「アンナチュラル」「MIU404」の脚本家・野木亜紀子、監督・塚原あゆ子、プロデューサー・新井順子による初の日曜劇場。1950年代の石炭産業で躍進した長崎県・端島と現代の東京を舞台にした、高度経済成長期と現代の日本を結ぶ70年にわたる愛と友情、家族の物語。

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 端島の炭鉱員の家に生まれた鉄平(神木)と、現代の東京でホストとして生きる玲央(神木/一人二役)という、違う時代に生きる主人公を描く本作。現代パートの主人公・玲央は、謎の婦人・いづみ(宮本信子)に「私と、結婚しない?」と声をかけられたことをきっかけに、端島の過去と、彼女の忘れられない人に似ているというもう一人の主人公・鉄平の存在を知ることになる。

 いづみの孫・星也役で現代パートに出演する豆原は、本作が初の日曜劇場。出演が公になるまで家族には黙っていたといい「これまでは作品が決まったら必ず事前に報告してきたのですが、今回は敢えて知らせない方が面白いかなと思って(笑)。だからこそ余計に驚いたのか、発表と同時に、『どうして言ってくれなかったの!』と驚きとうれしさが混じった連絡が届きました」と周囲の反応を明かす。

 もちろんJO1のメンバーも大喜びだったようで「『すごいな、日曜劇場か!』と喜んでくれました。キャストの皆さんの顔ぶれをメンバーが知ったときには、 『この中にまめがいるの!?』って感じで、僕よりも周りの皆さんに夢中で(笑)。クランクインに向けて『かましてこいよ!』と送り出してくれました」と振り返っている。

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(C)TBSスパークル/TBS

 先週放送された第5話では、玲央にいづみの正体が明かされる重要なシーンにも登場していた星也。豆原は「いづみの孫の星也からしたら、『そんなの当たり前でしょ』という感じだと思うんですけど…物語の前半でいづみが誰なのかについて盛り上げてきた中で、何気ないシーンで朝子だと明かされて。そんな軽く言うんだ! と、僕としてはすごくびっくりしました!」と振り返っている。

 玲央役の神木との関係について「デビュー前に歌とダンスとウォーキングのレッスンを受けたのですが、神木さんも全く同じようなレッスンを受けられたと聞いて驚きました。ご自身の趣味の話もたくさんしてくださる神木さんは、すごく物知りで会話のジャンルが幅広いんです。しゃべり出したら止まらないぐらい知識が溢れている方で、お兄ちゃんみたいな存在です」という豆原。「まだ経験の浅い僕のお芝居に合わせて、神木さんがタイミングを合わせてくれたり、『こう動いたら、僕はこういうふうにやるよ!』と、流れを自然に共有してくださります。僕が迷っているときには『こういうふうにやってみたら?』とさりげなくリードしてくださって、とても助けられています」と語るなど、頼れる存在となっているようだ。

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 そのうえで、ドラマについて「物語も後半に突入し、ここからの加速はこれまで以上になっていきます。皆さんの予想をどんどん超えてくるような、『この人が!?』みたいな展開が巻き起こっていくので目が離せないです」という豆原。星也の成長も描かれていくといい「当初は引きこもりがちだった星也が、外に出ていろいろと行動を起こしていく様子が見られます。そんなさりげない変化にも注目しながら楽しんでいただけたらうれしいです!」と視聴者に呼び掛けている。

豆原一成インタビュー

(C)TBSスパークル/TBS

ーー日曜劇場に出演が決まったときの気持ちを教えてください。

すごくうれしかったのと同時に、ものすごくプレッシャーを感じました。個人的には初めての民放連続ドラマ出演でもあり、それが日曜劇場で光栄な反面、「大丈夫なのか?」という不安も大きかったです。

ーーこれまでの日曜劇場の中で思い出に残っている作品は?

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野球をやっていたので、『下剋上球児』(23年10月期)を見ていました。単なる野球ドラマではない展開が新鮮で面白かったですし、主演の鈴木亮平さんがとてもかっこよかったです! 本作の塚原あゆ子監督と新井順子プロデューサーが手掛けた作品だったので、クランクイン前はそれも含めて緊張していました。

ーーそんな2人と脚本・野木亜紀子さんが手掛ける作品にご自身が参加できることになってどう感じましたか?

皆さんが手掛ける作品は1つひとつが細部まで凝っていて、随所に伏線が張られたストーリーにいつも惹き込まれます。そんな素晴らしい方々の作品で、自分がお芝居をするのは間違いなくプレッシャーでした。

ーー初回放送後には、「神木くん」「いづみさん」というワードに次いで「豆ちゃん」がトレンド入りしていました。出演決定にあたり、周りからはどんな反響がありましたか?

家族にはものすごく驚かれました。というのも、情報が解禁されるまで出演することを黙っていたんです。これまでは作品が決まったら必ず事前に報告してきたのですが、今回は敢えて知らせない方が面白いかなと思って(笑)。だからこそ余計に驚いたのか、発表と同時に、「どうして言ってくれなかったの!」と驚きとうれしさが混じった連絡が届きました。

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ーーJO1のメンバーの皆さんからはどんな言葉がありましたか?

「すごいな、日曜劇場か!」と喜んでくれました。キャストの皆さんの顔ぶれをメンバーが知ったときには、 「この中にまめがいるの!?」って感じで、僕よりも周りの皆さんに夢中で(笑)。クランクインに向けて「かましてこいよ!」と送り出してくれました。

ーー台本を読んだときの感想をお聞かせください。

端島と現代のパートが入り乱れながら展開するストーリーで、台本を読む前は、その切り替わりをどうやって表現していくのかなと思っていたんですけど、読み進めるうちにいろいろな伏線がつながっていくのが面白くて一気に読んでしまいました。

ーー第5話では、いづみの正体も明らかになりましたが、その展開を知ったときの反応は?

いづみの孫の星也からしたら、「そんなの当たり前でしょ」という感じだと思うんですけど…物語の前半でいづみが誰なのかについて盛り上げてきた中で、何気ないシーンで朝子だと明かされて。そんな軽く言うんだ!と、僕としてはすごくびっくりしました! 

ーー改めて、星也はどんな人物でしょうか?

星也は法学部を目指す浪人生で、普段からどこか疲れていて、部屋の中に引きこもりがちです。お金持ちの息子で、父親に当たりが強い一面もあって、お芝居ではずっとスマホをいじっていたり、ヘッドホンしていたりと、気だるさを意識しています。年齢的にも近い設定なので、自分が大学生だったら…とイメージを膨らませています。

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ーーご自身と似ているところは?

それが全く似ていなくて(笑)。なので、撮影初日に現場へ行ったときは難しかったです。塚原監督には、浪人生としての引け目を感じているからこそ、カオスな状況の池ケ谷家を一歩引いてちょっと見下していて、自分よりも大変そうな人たちを面白がっているところがあると教えてもらいました。さらに、セリフだけでなく、ちょっとした仕草で星也らしさを見せてほしいというリクエストもあり、自分の中の新しい引き出しを開けていただきました。

ーー塚原監督や新井プロデューサーからのリクエストなどはありましたか?

第1話の八宝菜を食べるシーンの撮影で、塚原監督から「口がパンパンになるぐらい食べながらお芝居してほしい」と言われたんです。カメラリハーサルから一生懸命やっていたら、その後に「めっちゃ良かった!」と言ってもらえて、その日が撮影初日だったので、すごくホッとして緊張がほぐれました。新井さんは、後半のとあるシーンの撮影で「ファンの方が喜ぶポイントを作りたい」と直接言いにきてくださって。仕草やジェスチャーを指示してもらったのですが、今までにない動きだったので戸惑いました。上手にできたかわからないのですが、新井さんが笑っていたからきっと大丈夫だろうなと思っています!(笑)

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ーー豆原さんから見た撮影現場の雰囲気は?

いち視聴者としてすごいなと思うほどテレビで見たことがある俳優さんばかりで、そんな先輩方と一緒にお芝居できることは、いまだに不思議で緊張もしていますが、皆さんが温かく迎えてくださって。特に父・和馬役の尾美としのりさんとは、第3話で「医学部に現役合格しているあなたとは世界が違うのよ」と千景に言う鹿乃子(美保純)に視線を向ける場面があり、映像で改めて見て“親子だな”と。僕も作品の一部であることを実感できてとてもうれしかったです。

ーー主演の神木さんとはどういうお話をされていますか。

デビュー前に歌とダンスとウォーキングのレッスンを受けたのですが、神木さんも全く同じようなレッスンを受けられたと聞いて驚きました。ご自身の趣味の話もたくさんしてくださる神木さんは、すごく物知りで会話のジャンルが幅広いんです。しゃべり出したら止まらないぐらい知識が溢れている方で、お兄ちゃんみたいな存在です。

ーーお芝居について話すことはありますか?

まだ経験の浅い僕のお芝居に合わせて、神木さんがタイミングを合わせてくれたり、「こう動いたら、僕はこういうふうにやるよ!」と、流れを自然に共有してくださります。僕が迷っているときには「こういうふうにやってみたら?」とさりげなくリードしてくださって、とても助けられています。

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ーー同じくいづみの孫・千景役を演じる片岡凜さんが「豆原さんはいい意味で力が抜けていて、おかげで自分もすっとキャラクターに入れる」と言っていました。

僕、こう見えて不安になりがちなんです。周りからもよく「あまり不安ではなさそう」と言われますし、片岡さんにもそう思ってもらっているみたいですが…。実はいつもガチガチに緊張しているんですよ(笑)。

ーーちなみに、豆原さんから見た片岡さんの印象は?

年齢は僕より1つ下なのですが、すごく大人っぽくて落ち着いている印象がありました。でもこの前、1日に食べる量は少ないのに結構しっかり運動と筋トレをしていると聞き、思わず「それはやめた方がいいですよ」とツッコんじゃいました(笑)。撮影を重ねていくうちに天然な一面も見えてきていますが、お芝居のときは、グッと役に入られるのがすごくて、そこのギャップが素敵な方ですね。

ーー第5話ではチョコと抹茶のアイスを選ぶシーンがありました。星也は抹茶を選んでいましたが、あのとき実は片岡さんは抹茶が欲しかったそうで…。

そうなんですか!? 星也的にはどっちでもよくて、適当に抹茶を選んじゃいました。普段だったら「僕はどっちでもいいから、選んでいいよ!」って言うのですが、星也だったからということで…許してください!(笑)。

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ーー今後俳優としてチャレンジしたいことはありますか?

いろいろな役を経験してみたいですが、特にまだ演じたことがない現役高校生役に興味があります。制服を着て、たくさん生徒が出演するような学園モノに憧れがあって、今この年齢だからこそできる役だと思いますし、ぜひ挑戦してみたいなと思っています。

ーー本作で表現者として得たものは?

塚原監督から「自由にやりたいようにやっていいよ」と言われたのですが、改めて「自由に表現する」ことに向き合うきっかけになり、とても勉強になりました。お芝居はもちろん、普段のパフォーマンスでも曲の雰囲気に合わせて表現することがあるので、そういうときに本作での経験を活かせたらなと思っています。

ーー本作は豆原さんにとってどんな作品になっていきそうですか?

きっと、とても成長を感じる作品になるだろうなと思います…! 素晴らしい俳優の皆さんとお芝居させていただくことは、僕にとって日々学ぶことばかりの貴重な経験です。そして、“豆原一成”という俳優の存在を視聴者の皆さんに少しでも知ってもらえるきっかけになったと思うので、これを必ず次につなげていきたいです!

ーー劇中の「人生、変えたくないか?」というセリフにちなみ、オーディションを勝ち抜いてデビューし、人生を大きく変えた豆原さんから読者の皆さんに掛けるエールの言葉は?

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僕の生きていくうえでのモットーは、“正解より全力”。これはお芝居だけではなく全てのことに通じると思っています。正解を求めてやっていると、失敗して落ち込んでしまったり、上手くできるか不安になってしまうので、とにかく今の自分の全力を出し切ることが大切です。これは僕自身が2024年を通して感じたことでもあります。なので、これから何かに挑戦しようと思っている方は、あまり気負わず、全力でぶつかってみてください!

ーー最後に視聴者の皆さんに今後の見どころをお願いいたします。

物語も後半に突入し、ここからの加速はこれまで以上になっていきます。皆さんの予想をどんどん超えてくるような、「この人が!?」みたいな展開が巻き起こっていくので目が離せないです。そして、物語が進むにつれて星也も少しずつ成長していきます。当初は引きこもりがちだった星也が、外に出ていろいろと行動を起こしていく様子が見られます。そんなさりげない変化にも注目しながら楽しんでいただけたらうれしいです!

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