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がんで余命2~3年と宣告されたドルフ・ラングレン、完全寛解へ

ドルフ・ラングレン(今年6月撮影)
ドルフ・ラングレン(今年6月撮影) - Daniele Venturelli / Getty Images

 映画『ロッキー4/炎の友情』や『エクスペンダブルズ』シリーズなどで知られるスウェーデン人アクション俳優ドルフ・ラングレン(67)が、がん闘病の結果、完全寛解に向かっているとInstagramで発表した。

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 腎臓がんが見つかったのは2015年のこと。治療後、2020年までは寛解状態だったが、さらなる腫瘍が見つかり、2021年に余命2~3年を宣告された。それから新たな治療を開始すると、2022年には腫瘍が約90%縮小するなど効果を見せ、残った組織を取り除く段階に入っていた。

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 現地時間27日、病院のベッドの上に手術着で横たわったドルフは「今、UCLA病院にいる。まもなく、最後の死んだ腫瘍を取り除く治療に入るところだ。それで俺の体からがん細胞はなくなるから、完全寛解となるだろう。だから、この治療を楽しみにしているよ」と語るビデオをアップし、サポートし続けてくれたファンへの感謝もつづった。ドルフがこの日受けた処置は、肺のアブレーション治療(焼灼もしくは凍結でがん細胞と周囲の組織を死滅させるもの)だという。

 がんとの闘いに勝利したドルフが、新たなアクション映画で元気なところを見せてくれることを期待したい。(朝倉健人)

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