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カンバーバッチ、トムヒとは“ご近所つながり” ドクター・ストレンジの未来「今は話せない」

体全体でハートを作るベネディクト・カンバーバッチ
体全体でハートを作るベネディクト・カンバーバッチ

 マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)でドクター・ストレンジを演じるベネディクト・カンバーバッチが8日、千葉・幕張メッセで開催中の「東京コミコン2024」のマーベルステージに出席。プライベートでも交流がある『アベンジャーズ』キャストを告白したほか、ストレンジの未来を含む自身の待機作について語った。

【画像】カンバーバッチが全力ファンサービス!

 壮大なMCUに参加する俳優たちは公私ともに仲がいいことで知られており、カンバーバッチは「実際に会ってるのが、トム・ホランド(スパイダーマン役)、ロバート・ダウニー・Jr(アイアンマン/ドクター・ドゥーム役)。ロバートの新作舞台(『マクニール(原題) / McNeal』)があったので、それを見に行きました」と告白。ジョシュ・ブローリン(サノス役)、マーク・ラファロ(ハルク役)、スカーレット・ヨハンソン(ブラック・ウィドウ役)といったメンバーとも交流があるという。

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 また、同じイギリス出身のトム・ヒドルストン(ロキ役)については「彼もロンドンに住んでいるので、私とは“ご近所つながり”みたいな感じなんです」と語る。「でも彼はすごく忙しいです。今、小さな男の子を育てていますから」

 2026年5月には、『アベンジャーズ』第5弾となる『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)/ Avengers: Doomsday』の全米公開が控えている。アベンジャーズの一員であるドクター・ストレンジのカムバックにも期待がかかるが、カンバーバッチはストレンジが登場する次の作品について「今は話せない」と言葉を濁した。

 カンバーバッチはマーベル以外にも複数の新作が控えており、英作家マックス・ポーターのベストセラー小説に基づく『ザ・シング・ウィズ・フェザーズ(原題) / The Thing With Feathers』、オリヴィア・コールマンと共演する『ローズ家の戦争』リメイク版などタイトルを次々と挙げる。さらに、「ウェス・アンダーソンともまた一緒に仕事をする予定です。『The Phoenician Scheme』という作品です」と名監督との再タッグを予告した。

斎藤工からの質問に回答するカンバーバッチ

 ステージには、アンバサダーの斎藤工も登壇。漫画原作の実写作品に多数出演する斎藤から、「原作のキャラクターを自分の肉体と心を使って演じる時に、心がけてることは?」と質問されたカンバーバッチは、「役づくりの時には、キャラクターの新しさとは何なのか。このキャラクターは何者なのかを考えています。脚本をもらう前に、私なりに『この人物ってどういう人なんだろう』とじっと見つめています。そして、実際に脚本が届いたら、何か糸口やヒントが隠されていないかという視点で読んでいきます。バックストーリーを構築し、どんどん肉付けをしていき、今度は脚本家や監督、キャストメンバーと対話を行います。自分の頭で考えて肉付けをしていく中で、自分の中で考え方が循環していき、結局振り出しに戻ることもあります」と斎藤に向けて熱弁。

 さらに、役づくりのプロセスと“新車の試乗”に例えながら「試乗するときには、危険なことがあるかもしれませんから、自分1人で乗ってみます。1人でリハーサルをして、いろいろと落とし込み、理解をすることを実践しています」と語っていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

「東京コミコン2024」は12月8日まで幕張メッセで開催中

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