『28日後…』第3弾『28年後…』予告編が初公開 2025年日本公開決定
ダニー・ボイル監督と脚本家アレックス・ガーランドが手掛けたサバイバルホラー映画『28日後…』のシリーズ第3弾となる『28年後...』の予告編と海外版ポスタービジュアルが公開された。全米公開は2025年6月20日を予定しており、日本でも2025年に公開される。
『28日後…』(2002)は、人間の脳を破壊し、凶暴化させるウイルスが蔓延したロンドンを舞台に、生き残ったわずかな人間たちが感染者と死闘を繰り広げるサバイバルホラー。理性を失った感染者が全速力で走るさまは人々を震撼させ、全世界でヒット。ロバート・カーライル、ジェレミー・レナーをキャストに迎えた続編『28週後…』(2007)も公開された。
恐怖の感染拡大から28年後を描く新作では、ボイル監督と、今や『シビル・ウォー アメリカ最後の日』など、監督としても高く評価されるガーランドが再タッグ。『キック・アス』『TENET テネット』などで知られ、マーベル映画最新作『クレイヴン・ザ・ハンター』の公開が控えるアーロン・テイラー=ジョンソンが主演を務める。
予告映像は、警告のような、呪文のような謎めいた言葉と単調な音楽にのせて、不気味で異様な映像シーンが連続する不気味な仕上がり。感染者はもちろん、28年で人間社会のコミュニティに起きた恐ろしい変化を予感させる映像となっている。同時公開された海外版ポスターは、本シリーズのアイコンが赤い頭蓋骨で埋め尽くされている戦慄のビジュアルに「TIME DIDN’T HEAL ANYTHING(時間は何も解決しない)」という意味深なコピーが記されている。
テイラーのほか、『フリー・ガイ』『最後の決闘裁判』のジョディ・カマー、『ハリー・ポッター』シリーズのヴォルデモート卿役などで知られるレイフ・ファインズが出演。さらに、1作目の主演俳優であるキリアン・マーフィも製作総指揮に名を連ねる。(編集部・入倉功一)