ニコラス・ケイジが連続殺人鬼を怪演『ロングレッグス』来年3月公開決定 不穏な特報映像も公開
ニコラス・ケイジが連続殺人鬼役を務める、マイカ・モンロー主演のスリラー映画『ロングレッグス』が2025年3月14日に日本公開されることが決定し、特報映像とティザービジュアルが公開された。
とある未解決一家連続殺人事件の捜査を任された新人FBI捜査官のリー・ハーカー(マイカ)。10の事件全てに共通するのは、父親が家族を殺害し、自殺したこと。犯行現場にはいずれも、暗号で書かれた “ロングレッグス”(ケイジ)からの手紙が残されていた。謎めいた手がかりをもとに、リーは一歩ずつ事件の真相に近づいていく。
今年7月に全米公開されると、初日から3日間で興行収入2,240万ドル(約33億円)という、配給会社ネオン史上最高のオープニングを記録。さらに、独立系ホラー映画として過去10年間の全米最高興収(2024年11月時点)を記録した。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル150円計算)
激しく怯えるFBI捜査官リーを捉えた特報映像は、冒頭から緊張感マックス。手で顔を遮る怪しげな人物、頭部が破壊された人形など、不吉なシーンが次々と映し出され、最後には、事件の真相に近づいたリーの絶叫が収められている。10の事件に関わる重要人物“ロングレッグス”とは一体何者なのか。その全貌は明かされていないが、ケイジは「陰惨な連続殺人鬼役はこれが最初で最後」と自らコメントするほどの熱量でシリアルキラーを熱演。心臓の鼓動、囁くような不気味な声といった音響が不快感をより一層高め、「この10年でいちばん怖い映画」との呼び声高い本作に相応しい仕上がりとなっている。
また、2種類のビジュアルのうちの一つは、雪が降り積もる家の前で佇む少女を捉えたもの。もう一方は、未解決殺人事件の現場に残された上半身を白い布に覆われた家族が捉えられている。二つのビジュアルにはそれぞれ「きみは、暗い所なんて怖くないよね」「やっと、会えた」とメッセージが添えられており、いずれも見ているだけで不穏な気持ちになる仕上がりだ。監督は、スティーヴン・キング原作『ザ・モンキー(原題) / The Monkey』の公開も控えるオズ・パーキンスが務めた。(編集部・入倉功一)