日曜劇場「御上先生」奥平大兼、蒔田彩珠ら生徒役29名一挙発表
松坂桃李がエリート官僚の教師を演じる、2025年1月期のTBS系日曜劇場(毎週日曜よる9時)「御上先生」(みかみせんせい)に出演する、29名の生徒役キャストが発表された。奥平大兼、蒔田彩珠、窪塚愛流をはじめ、バラエティー豊かな若手俳優が集結する。
本作は、高校教師になったエリート文科省官僚が、令和の高校生たちと共に、日本教育に蔓延る腐った権力へ立ち向かう“大逆転教育再生ストーリー”。映画『新聞記者』の詩森ろばが脚本を担当。「アンチヒーロー」(2024)、「VIVANT」(2023)などの飯田和孝プロデューサーが、TBSでは「ドラゴン桜」(2021)以来となる学園ドラマを手掛ける。
日曜劇場初主演となる松坂が演じるのは、東大卒のエリート文科省官僚の御上孝(みかみ・たかし)。とある出来事から教育改革を志し文科省に入った御上は、日本の中枢や教育現場が「考える力」を身につけるとは名ばかりの教育改革をうたい、保身や権力争いにまみれている現実に失望する。そんななか、新たに設けられた官僚派遣制度によって左遷同然に私立高校への出向を命じられた御上は、現場から声をあげ内側から制度を壊そうと教壇に立ち、18歳の高校生たちを導きながら権力に立ち向かっていく。
“御上先生”が赴任先の「隣徳学院」で担任を受け持つ3年2組の生徒役には、神崎拓斗役の奥平大兼、富永蒼役の蒔田彩珠、次元賢太役の窪塚愛流をはじめ29名が決定。
吉柳咲良(椎葉春乃役)、豊田裕大(宮澤涼役)、上坂樹里(東雲温役)、高石あかり(千木良遥役)、八村倫太郎(徳守陣役)、山下幸輝(冬木竜一郎役)、夏生大湖(和久井翔役)、影山優佳(倉吉由芽役)、永瀬莉子(櫻井未知留役)、森愁斗(安西淳平役)、安斉星来(小栗天音役)、矢吹奈子(晴山奈緒役)、今井柊斗(香川大樹役)、真弓孟之(波多野侑役)、西本まりん(榎本咲良役)、花岡すみれ(遠田祥子役)、野内まる(戸隠栞役)、山田健人(村岡渉役)、渡辺色(伊原宙役)、青山凌大(高梨晋太郎役)、藤本一輝(川島圭祐役)、唐木俊輔(遠藤雄大役)、大塚萌香(綾瀬智花役)、鈴川紗由(市原穂波役)、芹澤雛梨(金森絵麻役)、白倉碧空(名倉知佳役)が出演する。(高石あかりの「高」は「はしごだか」が正式表記)。
生徒キャストは今年3月から始まったオーディションで選ばれ、8月初旬に全29名が決定。奥平、蒔田、窪塚ほかにも、2025年度後期NHK連続テレビ小説のヒロインに決定している高石など、注目株からドラマ本格出演は初という新星まで、期待の若手キャストが集結した。
彼らが演じるのは、関東屈指の進学校に通う18歳の高校生たち。突如赴任してきた御上に対して、「なんで官僚がここにいんの」「できんの。授業?」などと反発し毛嫌いする生徒たちは、御上先生と対峙する中で何をどう感じ成長していくのか。プロデューサーの飯田は「視聴者の皆様には、一人残らず、注目していただいて、“18歳”のほとばしるエネルギーを体感してもらえたら嬉しいです」とコメント。同じくプロデューサーの中西も「期待を背負った若者たちのみなぎるパワーに魅了されました。“18歳”を演じる俳優さんたちの今しかない数か月を、私たちの日曜劇場に託してくれたことを大変光栄に思います。今の彼らにしか演じられない“18歳”の姿を世に出せることを誇りに思います」と期待をかける。
ドラマの公式SNSでは、生徒29人の生徒たちの紹介動画を3回に分けて本日配信予定。また20日には、御上を取り巻くキャストたちの発表を予定している。(編集部・入倉功一)
プロデューサー・飯田和孝
この企画を考え始めたのが2020年、放送が1年早くても、3か月後でも、この29人の生徒たちと出会うことができなかったと思うと、とても縁を感じます。ドラマ「御上先生」で輝くべきは、この29人の生徒たち。全話の台本を読んで、自分なりにキャラクターの成長、変化を設計し、相談してくる彼らが、すでに可愛く、愛しいです! 視聴者の皆様には、一人残らず、注目していただいて、“18歳”のほとばしるエネルギーを体感してもらえたら嬉しいです。
プロデューサー・中西真央
御上先生が担任を務める隣徳学院3年2組には、これまでのどんな学園ドラマにも負けない生徒たちが揃いました。
今回集まった29名の生徒たちは、全員オーディションによって選ばれました。今年3月から始めた生徒役オーディション。各社には「日曜劇場でメインの生徒になりうる俳優さんを厳選してご応募ください」とお伝えしていたこともあり、オーディションでは、期待を背負った若者たちのみなぎるパワーに魅了されました。
“18歳”を演じる俳優さんたちの今しかない数か月を、私たちの日曜劇場に託してくれたことを大変光栄に思います。今の彼らにしか演じられない“18歳”の姿を世に出せることを誇りに思います。
この隣徳学院は「関東屈指の進学校」という設定ですが、そこで生徒たちが直面していく問題はだれしもが向き合うべき普遍的な問題です。29人がそれぞれの役に本気で向き合って作り上げていくこの教室に、ぜひ没入してください。この教室には30人目の席となるスペースが残されています。視聴者の皆様にはこのクラスの30人目になったつもりでご覧いただけたら幸いです。