ユニコーンを轢き殺してしまい…『ミッドサマー』アリ・アスター製作総指揮のA24ダークコメディー予告編公開
伝説の生物ユニコーンを轢き殺してしまったことで起こる悪夢を描いたA24のダークコメディー『デス・オブ・ア・ユニコーン(原題) / Death Of A Unicorn』の予告編(海外版)が現地時間18日、A24の公式YouTubeチャンネルで公開された。製作総指揮を務めたのは、『ミッドサマー』などでおなじみのアリ・アスターだ。
物語は、とある親子が億万長者主催の懇親会に向かう途中、1匹のユニコーンを誤って轢き殺してしまうところからスタート。ユニコーンの血液や角は、がんを治療する効果があることがわかり、億万長者は死体を使って研究をはじめる。しかし、ユニコーンにも家族がおり、仲間を轢き殺した人間たちを皆殺しにしようと襲いかかる。
予告編の前半部分は、ユニコーンの死体を目にした人間たちのやり取りをコメディータッチで描き出す。後半は一変してA24らしいダークな展開となり、激昂した仲間のユニコーンが人間たちに牙をむくさまが収められている。
主要キャストは、『アントマン』シリーズのポール・ラッド、Netflixドラマ「ウェンズデー」でブレイクしたジェナ・オルテガ、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のリチャード・E・グラント、『ミッドサマー』のウィル・ポールターら。監督は長編デビュー作の新鋭アレックス・シャーフマンが務め、脚本も執筆した。さらに、音楽はホラー映画の巨匠ジョン・カーペンターが手がけている。2025年春全米公開。(編集部・倉本拓弥)