『ワイスピ』ヴィン・ディーゼル、確執解消のロック様と再会 GG賞授賞式で「やぁ、ドウェイン」
映画『ワイルド・スピード』シリーズで共演したヴィン・ディーゼル(ドミニク役)とロック様ことドウェイン・ジョンソン(ホブス役)が現地時間5日、米ロサンゼルスで行われた第82回ゴールデン・グローブ賞の授賞式に出席。昨年6月に確執を解消した二人が、久々に顔を合わせた。
【動画】ロック様にあいさつするヴィン・ディーゼル(ゴールデン・グローブ賞公式YouTube)
ヴィンとドウェインの不仲は、2016年ごろから報じられてきた。シリーズ8作目『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017)の撮影現場で、ドウェインがヴィンのプロ意識に欠ける行動を批判したことがきっかけだ。その後、紆余曲折を経てヴィンとドウェインの因縁は雪解けかと思われたが、ヴィンのドウェインに対するコメントが火種となり、二人の不仲問題が再燃。痺れを切らしたドウェインは、シリーズには二度と復帰しないことを宣言していた。
ところが、シリーズ10作目『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(2023)のポストクレジットシーンでドウェイン演じるホブスが再登場。その後、ドウェインは2023年6月にInstagramでシリーズ復帰&ホブスが主人公となる新作スピンオフ映画(タイトル未定)の製作を発表した。復帰を発表する動画では、ドウェインがヴィンとの確執について言及しており、「ヴィンと俺は去年(2022年)の夏、過去のことを全て水に流した」「たとえ意見の違いがあったとしても、俺とヴィンはずっと兄弟だ」と関係修復を明言していた。
そんなヴィンとドウェインは、ゴールデン・グローブ賞授賞式にプレゼンターとして出席。授賞式の模様が米CBSと米Paramount+で生放送&配信されている中、ヴィンがマイクの前に立ち、客席のドウェインに向かって「やぁ、ドウェイン」とあいさつ。ドウェインも笑顔でヴィンの進行を見守っていた。
『ワイルド・スピード』は次回作がメインシリーズの完結作になると言われており、ヴィンは2部作になる可能性も示唆している。全米公開時期は2026年に延期されたままで、正式な公開日は不明となっている。(編集部・倉本拓弥)