目黒蓮は「20cmくらい」背が伸びた?田辺誠一らが俳優としての成長称賛
Snow Man の目黒蓮が14日、都内で行われた『劇場版 トリリオンゲーム』(2月14日公開)の完成披露舞台あいさつに登壇、先輩俳優や村尾嘉昭監督から人柄や成長ぶりを称えられた。この日は、佐野勇斗(M!LK)、今田美桜、福本莉子、鈴木浩介、原嘉孝、竹財輝之助、シシド・カフカ、田辺誠一、石橋凌も来場した。
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本作は、“世界一のワガママ男”と“まじめで不器用なエンジニア”が起業して1兆ドルを手にすべく突き進む、稲垣理一郎原作、池上遼一作画による人気漫画を原作にした同名テレビドラマの劇場版。巨大企業と攻防を繰り広げてきた“ハル”こと天王寺陽(目黒)と、“ガク”こと平学(佐野)が、新たな事業として日本初のカジノリゾート開発に打って出る。
目黒は「一生懸命作ってきた映画を観ていただけるということで、うれしい気持ちとドキドキワクワクしています」と声を弾ませ「僕自身、気持ちが落ちたりするときに、ハルだったらどうするのかな? とふと考えたり、勇気をもらえたので、皆さんにも明日生きる活力とか夢に大きさは関係ないとか、ちょっとでも勇気が届けばいいなと思います」と作品に込めたメッセージを明かした。
約2年ぶりに目黒と共演したという田辺は「20cmくらい背が伸びた。15cm? それくらい役者としてガッシリしていた。とにかく“上に進む役”だから、目から髪の毛から指先までもエネルギーがあふれていた」と撮影時を思い返す。
石橋も「蓮くんは本当に好青年でナイスガイ。勇斗くんも。この二人が座長を務めているから本当に気持ちがいい現場でした」と称賛。村尾監督も目黒とのタッグを振り返り、「主演の責任や原作リスペクトの気持ちが強かったので背負うものが多かったと思いますが、ドラマの最後に映画化の話をして覚悟を共有した気がします。その覚悟があるからなのか、背中が大きく見えました。ドラマ版より先を見据えている眼差しになっていて、ハルに重なると感じました」と成長ぶりを語った。
目黒と同じ STARTO ENTERTAINMENT の原は「(ドラマは)途中参加だったんですけど、映画をやると聞いたときに『出られるの?』ってプロデューサーさんじゃなくて、まず目黒に聞きました。出れてよかったです」と満面の笑みで語り、「そんな権限持っていないから」と目黒を困惑させる。
さらに原は「目黒という存在は僕にとって大きくて、同期でずっと二人でやってきた仲なので、それがドラマで共演して、このデカいスクリーンで二人で同じ画角で映るのは感慨深いものがあります」と心境を告白し、「でも、僕以上に目黒が喜んでしまっている」と水を向けられた目黒は「緊張しながらボケるのやめて」と注意。原が「俺、どうしたらいい? 助けて……」と嘆くと、目黒は「俺も原がしゃべり出すとソワソワしちゃって、こう(マイクを)自分の口にあてる。いつでも助けられるように」と同期の絆を見せ、原を安心させていた。(錦怜那)