「イカゲーム」完結編、考えられないほど残酷なストーリーに…新キャストが予告
Netflix韓国ドラマ「イカゲーム」の新キャストであるチョ・ユリ(ジュニ役)とイム・シワン(ミョンギ役)が、シーズン2の撮影を振り返りながら、2025年配信予定の完結編(シーズン3)について語った。(以下、シーズン2のネタバレを含みます)
「イカゲーム」は、膨大な借金や深刻なトラブルで人生を諦めかけた者たちが、超高額の優勝賞金をかけて、子供の遊びを基にしたデスゲームに挑むサバイバルスリラー。チョ・ユリふんするジュニは、元彼・ミョンギの助言が原因で卑劣な投資詐欺に遭い、生活のためゲームに参加せざるを得なくなった妊婦。イム・シワン演じるミョンギは、暗号通貨詐欺で多額の財産を失ったインフルエンサーで、ゲームに参加したことで元カノであるジュニと再会する。
シーズン2からの参加となったチョ・ユリは、イ・ジョンジェ(ソン・ギフン役)やイ・ビョンホン(フロントマン役)らとの演技について「先輩たちとの初撮影は本当に夢のようでしたし、すごく幸せでした。それだけ緊張もたくさんしたのですが、先輩たちが気楽な雰囲気を作ってくださったので、おかげでリラックスして演技に挑むことができたと思います。夢のような楽しい瞬間でした」と笑顔で振り返る。
第2のゲーム「5人6脚」では、ジュニがギフンたちとチームになって5つのゲーム(めんこ、碑石打ち、コンギ遊び、コマ回し、チェギ蹴り)をクリアした。「ビハインドストーリー(裏話)をひとつだけあげるとしたら、皆で一緒に歩いて、転んだ時のこと。先輩たちと全員一緒に、床に倒れてうつぶせでいたのですが、その時、私はとても幸福を感じました。私がいつこのような先輩たちと足を縛って、このように床に寝転がっていられるのかと考えると、その瞬間も幸せな気持ちがいっぱいで楽しい撮影現場でした」
一方でミョンギは、暗号通貨詐欺で自身のフォロワーに甚大な損害を負わせたため、ゲーム外でも命を狙われる。第6話終盤~第7話冒頭では、ラッパーのサノス(チェ・スンヒョン)に殺されそうになり、ミョンギは隠し持っていたフォークでサノスをめった刺しにして殺害した。
イム・シワンは「あのシーンは本格的なアクションシーンだったと思います」と撮影を回顧。アクションスクールで勉強してから本番に臨んだそうで、「幸いにも大きな負傷などはなかったのですが、シーン撮影をしながらサノスを演じる先輩と一緒に、一瞬少し空中に浮いた瞬間があり、予想外な出来事で驚いた記憶があります。大きな怪我もなく、うまく撮影を終えることができました」と安堵の表情を見せた。
シーズン2最終話では、ギフンたちが運営側に対して反乱を起こしたものの、ゲーム参加者を装っていたフロントマンの“裏切り”で計画は失敗に終わった。ジュニとミョンギは共にギフンたちの反乱には参加せず、運命の結末はシーズン3に持ち越しとなった。
イム・シワンは「ジュニとミョンギの間には、微妙な感情線が流れていますよね。シーズン2で表現されていたこの部分は、深化するしかないと思っています。その線が、2人の距離を近づけるようになるのか、または、これ以上近づけなくなる格差が現れるのか、このような部分がシーズン3には出てくるので、2人のこの部分を集中して観ていただけたらより面白くなると思います」とシーズン3に期待を寄せる。
一方のチョ・ユリは、「多くの方がシーズン3の内容を予測していただいているようですが、思ったより皆さんあまり当たっていないみたいです」とまさかの発言。「本当に考えられないほど残忍で、残酷なストーリーが待っていますので、たくさん期待してください」と予告した。(編集部・倉本拓弥)
Netflixシリーズ「イカゲーム」シーズン1~2:独占配信中、シーズン3:2025年独占配信