テレンス・ラウ、九龍城砦をバイクで駆ける『トワイライト・ウォリアーズ』メイキング映像公開
17日に公開を迎えた、香港No.1ヒット(広東語映画動員数※2024年9月時点)を記録した映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』(公開中)から、本作で大ブレイクしたテレンス・ラウが挑んだバイクシーンの裏側を捉えたメイキング映像が公開された。
【動画】『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』メイキング映像
本作は、1980年代の香港・九龍城砦を舞台に、あの時代を熱く生きた若者たちのドラマと激しい抗争を描くクライムアクション。香港黒社会のルールに抗い九龍城砦に逃げ込んだ密入国者・陳洛軍(チャン・ロッグワン/演:レイモンド・ラム)と彼が出会う3人の仲間たちが、それぞれの思いを胸に争いに身を投じる。
公開された映像は、本作の香港での大ヒットを受けて大スターとなったモデル出身のイケメン担当、信一(ソンヤッ)を演じたテレンス・ラウのメイキング。テレンスが演じた信一は、九龍城砦を取り仕切る龍捲風 (ロンギュンフォン/演:ルイス・クー)の最も信頼される弟子にして忠実な右腕という役どころ。バタフライナイフとバイクを巧みに操り、城砦内を縦横無尽に駆け巡り、九龍城砦を日々守っている。
映像内でも、城砦内の狭い通路を迷いなくバイクで直進し、華麗なハンドル捌きでチャンを追い詰めている信一だが、メイキングでテレンスは本作に出演するまで「バイクには乗れなかった」と告白。練習を経て撮影に挑んだとはいえ「練習では広い空き地だったけど、撮影では通路を走るんだ。すごく狭い通路だった。めちゃくちゃ怖かったよ」と笑いながら話す。
もちろん、激しい動きやドリフトを披露する場面では安全装置を使い、スタッフのサポートを受けて撮影が行われた。映像内でテレンスは「大勢のスタッフのおかげでドリフト気分を味わえた。転倒しない。安全装置で守られてるからね」と笑顔。
劇中、バイクに乗った信一が大ジャンプで敵に突っ込むというクライマックスシーンでは、香港の劇場で観客の嬌声が上がっていたという本作。1980年代を生きる男たちの熱い絆の物語と共に、彼らの肉体を駆使したアクションにも注目の一本だ。
『るろうに剣心』シリーズの谷垣健治がアクション監督を務め、ルイス・クーを主演に迎えた本作には、香港映画界の伝説サモ・ハンのほか、アーロン・クォック、リッチー・レンなどの豪華俳優陣、そしてレイモンド、テレンス、トニー・ウー、ジャーマン・チョン、フィリップ・ンら若手実力派がアクションシーンを更に盛り上げる。(編集部・入倉功一)