ADVERTISEMENT

「日本一の最低男」ひまりが読む小説のタイトル話題

増田梨沙演じる悩める小学5年生・ひまり
増田梨沙演じる悩める小学5年生・ひまり - (C)フジテレビ

 香取慎吾主演のフジテレビ木曜劇場「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(毎週木曜22時~22時54分)で主人公・一平(香取)の姪っ子で、小学5年生とは思えない大人びた言動で注目を浴びるひまり。演じる増田梨沙の天才子役ぶりもさることながら、ひまりが読み進めている小説のタイトルが注目を浴びている。

【画像】美少女も話題の「はてしない物語」映画版

 選挙に当選するためのイメージアップという不純な動機から、亡くなった妹・陽菜(向里祐香)の夫である小原正助(志尊淳)と二人の子供たちを迎え入れた一平だったが、無邪気な甥っ子の朝陽(千葉惣二朗)と違って、ひまりは初対面から一平への不信感をあらわに。初回のラストでは一平が携帯で「この調子で目いっぱいホームドラマを“演じ切って”やるよ」と話していたのを偶然耳にしたひまりが「ホームドラマって何?」と鋭い一言。テレビドラマを好きかと問う一平を「大っ嫌い。嘘ばっかりだから」とばっさり切る場面もあった。一平が不器用ながら朝ごはんづくりに励んでも「スムージー飲むからいらない」とつれない態度で「令和の小学生~」と一平がおどけても「そっちは昭和の無職だっけ?」と辛らつだ。

ADVERTISEMENT

 そんなひまりが読んでいるのが、ドイツの作家ミヒャエル・エンデの世界的ベストセラー小説「はてしない物語」。1984年に『ネバーエンディング・ストーリー』(ウォルフガング・ペーターゼン監督)として映画化され、続編も制作された。いじめられっ子の空想好きな10歳の少年が一冊の本にのめり込み、物語の主人公の旅路を追体験していくストーリーで、タイトルに反応する視聴者が多数。少年が母親を亡くしている設定から、ひまりと彼を重ねる声も見られる。

 ひまりは陽菜と前夫との子供で正助とは血がつながっていない。次回・第3話ではひまりが小学校を休みがちになっていることが発覚。一平が「学校の楽しさを教えてやる」と言い出す一方、正助はひまりの思いを尊重しようと努める。一平の前では常に仏頂面のひまりだが、二人が打ち解ける日は来るのか?

 現在11歳の増田は、2023年に上演されたミュージカル「SPY×FAMILY」のアーニャ・フォージャー(クワトロキャスト)に抜擢。昨年10月期の松下洸平主演ドラマ「放課後カルテ」では、居眠りしてしまうことから深刻な病が発覚する小学生役で注目を浴びた。NHK Eテレのこども向け番組「みいつけた!」では4代目スイちゃんを務めた。(石川友里恵)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT