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「べらぼう」若き鬼平、ついに“カモ平”のあだ名 癒やしキャラとして定着

“カモ平”こと長谷川平蔵宣以(中村隼人)と、花の井(小芝風花)
“カモ平”こと長谷川平蔵宣以(中村隼人)と、花の井(小芝風花) - (C)NHK

 横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜NHK総合よる8時~ほかで放送中)で主人公・蔦屋重三郎(横浜)の幼なじみである女郎・花の井(小芝風花)に首ったけの長谷川平蔵宣以(中村隼人)。カッコつけているもののどこか抜けた愛すべきキャラクターとして親しまれているが、毎度いとも簡単に蔦重、花の井に金を巻き上げられる様子から、ついに視聴者に“カモ平”と命名された(※一部ネタバレあり)。

【画像】タンポポ、わさび…花に見立てられた女郎たち

 第2回「千客万来『一目千本』」では、前話で吉原のガイド本・吉原細見「嗚呼御江戸」を完成させた蔦重が吉原に客を取り戻すさらなる一手として、女郎を花に見立てた入銀本「一目千本」に着手するさまが描かれた。「嗚呼御江戸」は平賀源内(安田顕)の序文も得て評判上々だったが、依然吉原の客は増えない。最下層の女郎屋・河岸見世・二文字屋の惨状にも胸を痛めた蔦重は「こんな吉原よかねぇんで」と女将・きく(かたせ梨乃)に何とかしてみせると宣言。入れた金額に応じて女郎の掲載順が決まる入銀本の制作資金集めに奔走する。

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 蔦重が金づるとして真っ先に目を付けたのが長谷川平蔵。花の井から「一世一代の頼み事」と呼び出された平蔵は、「わっちの好かない女郎がもう30両も…」と悲壮感たっぷりに冒頭を飾るための入銀を懇願され、「お願い!長谷川様!」と禿たちにも押され、またしても大枚をはたくことに。まんまとのせられるさまに、SNSでは「鬼平も懲りねえな」「カモ平がまたカモられにきた」「今日も通常運転」「チョロすぎ」「今日の金づる平蔵」「カモ平ww」「純粋なのが可愛い」「すっかり癒やしキャラ」と大盛り上がり。

 花の井が現れる前には、チャームポイントのおくれ毛チェック(二度)も怠らず、「そこやっぱりこだわりなんだw」と突っ込まれていた平蔵。平蔵が花の井のために費やした大金は二文字屋のきくに渡され、人知れず“ヒーロー”に。しかし、終盤では平蔵が親の遺産を食いつぶしてしまったことが判明。視聴者から「言わんこっちゃない」「カモ平、もう来られないのか」「破産か」「気の毒に」と同情が寄せられていたが、花の井を「粋の極み」と言わしめていた。(石川友里恵)

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