日曜劇場「御上先生」衝撃展開で幕開け 官僚教師・御上と生徒はバチバチ【ネタバレあり】
松坂桃李主演の日曜劇場「御上先生」(TBS系・毎週日曜よる9時~)の第1話が19日に放送。冒頭の衝撃展開や、松坂が演じるエリート官僚教師・御上孝と高校生たちのやりとりがX(旧Twitter)でも反響を呼んだ。(ネタバレ注意。以下、第1話の内容に一部触れています)
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「御上先生」は、高校教師となった東大卒のエリート文科省官僚が、18歳の高校生たちを導きながら、腐敗した大人たちの権力に立ち向かう“大逆転教育再生ストーリー”。主人公・御上孝が担任を受け持つ私立隣徳学院3年2組の生徒をオーディションで選ばれた29人の若手俳優が演じるほか、吉岡里帆、迫田孝也、臼田あさ美、櫻井海音、林泰文、及川光博、常盤貴子、北村一輝が出演する。
「ドラゴン桜」(2021)以来のTBS学園ドラマとなる本作だが、冒頭は国家公務員採用総合職一次試験の会場からスタート。受験者の一人が何者かに刺される衝撃展開で幕を開け、Xでは視聴者から「初っ端からエグい」「予想外の始まり方」「衝撃的すぎるだろ…」など驚きの声が寄せられた。
御上が赴任した隣徳学院は、東大入学者数で県トップを誇る進学校。受験の年に担任として隣徳学院に赴任してきた御上に対する生徒たちの反応はさまざま。第1話では、御上が投げかけるある問いが、それぞれの想いをもって授業に向き合っていく生徒たちの間で波紋となり、彼らをつき動かすことになる……という展開が描かれた。
持ち上がりで担任となるはずの是枝文香(吉岡)を差し置いてクラスを受け持つことになった御上は、生徒から「ナメてるよね」と言われれば「官僚には官僚にふさわしい役職を与える。それがセオリーだってことくらい、この学校の生徒なら知ってるよね。担任で満足している僕はむしろ慎ましいくらいだ」と返答。
そんな御上に、報道部の生徒・神崎拓斗(奥平大兼)は「できんの。授業?」と突っかかるが、生徒たちのデータを把握している御上は、年度末試験における、神崎のある問題の答えに「出来が悪い」と指摘し、完璧な解き方を披露して生徒たちを黙らせる。
さらに、「僕と同い年の人たちが高校生だったとき、一学年あたりの数は約110万人。対して国家公務員総合職試験に受かったのは1370人。ということは約1,000人にひとり。つまりそのひとりが……僕だ」と語った御上は、「君たち、自分のことエリートだと思ってる?」と生徒たちに問いかけ、「エリートはラテン語で『神に選ばれた人』という意味だ。なのでこの国の人は、高い学歴を持ち、それに相応しい社会的地位や収入のある人間のことだと思っている。でもそんなものはエリートなんかじゃない……。ただの上級国民予備軍だ」と言い放つ。
是枝(吉岡)から注意されるほど生徒を煽る御上に対して、Xでは「子供をひたすら煽っていく教師www」「御上先生の煽りカンペキ~」「サイコーだなこの先生」「御上先生、エリートどうこうより煽りスキルが高すぎる」「御上先生煽りスキルたか」などの声が寄せられた。(西村重人)