『事故物件ゾク 恐い間取り』夏公開決定 事故物件怪談シリーズ再び映画化
亀梨和也と奈緒の共演で2020年に映画化された、芸人・松原タニシのノンフィクションホラー最新作が『事故物件ゾク 恐い間取り』として映画化され、今年の夏に全国公開されることが明らかになった。発表に合わせてティザービジュアルと特報映像が公開された。
映画『事故物件 恐い間取り』(2020)は、“事故物件住みます芸人”として人気を博した、松原の著書が原作のホラー。死亡事故等があったいわくつきの物件「事故物件」をテーマに、売れない芸人・ヤマメ(亀梨)が、数々の事故物件で遭遇する怪奇現象を描き、2001年以降公開の邦画ホラー作品としては最大のヒットとなる興行収入23.4億円(日本映画製作者連盟調べ)を記録した。
今回も、松原の著書「事故物件怪談 恐い間取り」シリーズ(二見書房刊)をスケールアップして映画化。前作に引き続き、『リング』(1998)で日本映画界のホラーブームを牽引し、数々のヒット作・話題作を手掛ける中田秀夫監督がメガホンを取る。
発表に合わせて、松原もコメントを発表。前作から5年を経たシリーズ最新作に「5年の間に僕の事故物件生活は10軒から20軒になりました。事故物件の数だけ終わりがあり、始まりがあり、そこに住む人の人生がある。事故物件は生と死を認識する空間。事故物件『ゾク』恐い間取りではいったいどんな世界が待ち受けているのか、そして前作に引き続きメガホンを取る中田秀夫監督が、今度はどんな映像を観せてくれるのか、今から僕も楽しみです」と期待を寄せている。(編集部・入倉功一)