IMP.椿泰我、映画撮影時から激変!監督・スタッフが二度見
椿泰我(IMP.)が21日、都内で行われた映画『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』(2月21日公開)の完成披露上映会に登壇。劇中の姿と激変していることから観客に注意を促した。この日は主演の八木勇征(FANTASTICS)をはじめ井上祐貴、櫻井海音、木村真人監督も来場した。
本作は、2024年に放送作家・脚本業を引退した鈴木おさむが原作・脚本を務め、2019年に初演された同名朗読劇を実写映画化した青春ストーリー。ある不思議な言い伝えのある美しい小さな村を舞台に、人生の岐路に立つ4人の少年たちが悩み、時に激しくぶつかり合いながら成長していくさまを追う。
椿演じるユキオは4人グループのムードメーカーだが、恋には奥手で一見地味な男子校生。この日は、劇中とはガラリと変わって毛先を遊ばせた明るい茶髪姿となり、「どうも! IMP.の元気印。二つの筋肉がバッキバキ。ツーバキバキ! 椿泰我です。よろしくお願い致します」とあいさつ。「この空気の中、自己紹介ギャグをやるか否かすごく悩みました。こういう上映前の登壇も初めてなのですごく緊張していますが、少しでも楽しい時間をお届けできたらなと思います」と意気込んだ。
また、椿が「まず言っておいた方がいいなぁと思うのは、登壇している僕とは到底違うユキオが出てきます。だいぶビジュアルが変わってしまいまして」と報告すると、八木は「ユキオ、あか抜けたね」と一言。椿は「あか抜けてしまって(笑)。今日、久しぶりにお会いした監督、スタッフさんもみんな二度見していました」と伝えつつ「僕が高校生のときはこういうお仕事をさせていただいていたので、この作品で青春らしい青春を感じられました。純粋に高校生としてすごく楽しい時間を過ごせたので、そういう意味ではナチュラルにお芝居ができたのかな」と自信を見せた。
とはいえ、高校生とは思えないアンナチュラルな動きもあったようで、椿は「監督に初日に歩き方の注意をされました。橋を歩くシーンで、ただ無言で歩くだけで、なんにも考えずに歩いたらすぐにカットがかかりました」と振り返る。ファンで埋め尽くされたライブ会場を颯爽とウォーキングをしているような歩き方だったようで、「高校生だよ。この村にそんな人いないよ」(木村監督)、「僕、高校生の頃からこの仕事だったんですよ」(椿)、「うるせーよ。高校生はもっと下向いて猫背で踵を(地面に)擦るんだ」(木村監督)というやり取りがあったことも紹介する椿は、「無意識で歩いていたのでメチャメチャ恥ずかしかった」とはにかみながらも、「歩き方講座をしていただきました。映像作品のお芝居は20年ぶりとかだったので、もう一回ゼロから学びながら挑ませてもらいました」と充実した表情ものぞかせていた。(錦怜那)