『はたらく細胞』ワーナー邦画史上No.1の興収に 52.6億突破で『るろ剣』超え
清水茜の人気漫画を永野芽郁と佐藤健のダブル主演で実写化した映画『はたらく細胞』(公開中)が観客動員392万3,725人、興行収入52億6,663万1,840円を突破し、ワーナー・ブラザース配給の邦画作品歴代1位の興行収入を記録したことが明らかになった。ワーナー・ブラザースが製作を手掛けた邦画作品で最大のヒット作『るろうに剣心 京都大火編』(2014年/52.5億円)の興収を超える成績となっている。
シリーズ累計発行部数1000万部を超える清水茜の同名漫画と、原田重光・初嘉屋一生・清水茜が手掛けたスピンオフ漫画「はたらく細胞 BLACK」が原作にした本作。人間の体内ではたらく擬人化された細胞たちの活躍を描く。細胞たちに永野芽郁(赤血球役)、佐藤健(白血球/好中球役)をはじめ、山本耕史、仲里依紗、松本若菜、染谷将太、深田恭子、板垣李光人、加藤諒、マイカピュら。細菌役に、片岡愛之助、新納慎也、小沢真珠。細胞たち最強の敵に、Fukase(SEKAI NO OWARI)。そして、人間の親子役で芦田愛菜、阿部サダヲが出演。監督を、『翔んで埼玉』『テルマエ・ロマエ』シリーズなどの武内英樹が務めた。
本作は昨年12月13日から公開されると4週連続で首位を獲得し、今年1月17日の時点で興収50億円を突破。2024年に公開された実写邦画作品では『キングダム 大将軍の帰還』『ラストマイル』に次ぐ成績となり、最終興行収入60億円超えも視野に入るという。
なお、ヒットを記念して、白血球役・佐藤健の戦闘シーンのトレーニング風景をとらえたメイキング映像が、佐藤の公式YouTubeチャンネルで公開。ナイフを片手に目にも止まらぬ速さで敵をなぎ倒していくさまや、ワイヤーを駆使した格闘や壁走りなどが見られる。(石川友里恵)