次の朝ドラ「あんぱん」3月31日から放送開始
今田美桜が主演を務める連続テレビ小説の第112作「あんぱん」が、3月31日より放送開始されることが決まった。全26週(130回)。音楽を井筒昭雄、語りを林田理沙アナウンサーが務めることも発表され、今田ふんする主人公・朝田のぶの1ショットビジュアルも公開された。
【画像】今田美桜が演じる主人公・朝田のぶ&北村匠海が演じる柳井嵩
「あんぱん」は、アンパンマンを生み出した漫画家・やなせたかしさんと小松暢(こまつ・のぶ)さんの夫婦をモデルとしたオリジナル作品。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現したアンパンマンにたどりつくまでの物語をフィクションとして描く。
脚本を手掛けるのは「ハケンの品格」「Doctor-X 外科医・大門未知子」などの中園ミホ。オーディションで選ばれた今田がヒロイン・朝田のぶを演じ、やなせさんをモデルとした柳井嵩(やない・たかし)役を北村匠海が務める。ほか、のぶの両親を加瀬亮と江口のりこ、妹を河合優実と原菜乃華、嵩の母を松嶋菜々子、亡くなった父を二宮和也、伯父を竹野内豊が演じるなど、脇を固めるキャストも超豪華だ。
「生きる力」が今回の作曲のテーマだという井筒、台本を読んで「何度も泣いた」という林田アナウンサー、1ショットビジュアルの完成を喜ぶ今田のコメント全文は以下の通り。(清水一)
井筒昭雄
この度は「あんぱん」の音楽を担当させて頂く事になり大変光栄です。物語の舞台となる高知は僕が多感な少年時代を数年間過ごした場所でもあり、お話を頂いてとても縁を感じております。
またやなせさんのお仕事やアンパンマンは僕の生活の身近にあって、いまも確かにそばにあります。
戦前の鮮やかな時代を経て、戦中戦後の激動の時代を乗り越える人々の「生きる力」は今回の作曲のテーマでもありますが、今田美桜さん演じるのぶのハツラツとたくましい明るさや、北村匠海さん演じる嵩が描く様々なイマジネーションは、いつか多くの人々の心を震わせる希望の光です。その光を力強く、優しく、たのしく! 僭越ながら音楽で表現させていただきました。
林田理沙アナウンサー
まさか“朝ドラ”のナレーションを担当する日が来るとは夢にも思っておらず、驚きました。
私自身子どものころから「アンパンマン」が大好きで、中高時代は合唱部でやなせたかしさんの詩に触れ、やさしさに励まされました。
今回台本を読んで、何度も泣きました。激動の時代を生き抜き翻弄されながらも、決して夢を失わなかったのぶと嵩。「正義とは何か」やなせさんのメッセージは、この二人だからこそ生まれたのだと思いますし、今の時代を生きる私たちにきっと教えてくれることがあると思います。
視聴者の皆様と一緒にそっと見守るような気持ちで、半年間心を込めてお伝えします。
今田美桜
ついにポスターが完成しました!
「あんぱん」チームみんなで、あれだこれだと楽しくにぎやかに撮影しました! 嵩の描いた絵から飛び出してきたような、朝田のぶらしさが詰まったポスターになっております。
のぶと嵩の夫婦の物語、ぜひお楽しみください。