『アナと雪の女王3』が2027年まで公開されない理由
ディズニーの大ヒットアニメーション映画『アナと雪の女王』シリーズ第3弾が2027年まで公開されない理由について、オラフ役のジョシュ・ギャッドがポッドキャスト番組「The Spotlight with Jessica Shaw」で語った。
2013年の第1弾『アナと雪の女王』は世界興行収入13億645万154ドル(約2,025億円)、2019年の『アナと雪の女王2』は世界興収14億5,368万3,476ドル(約2,253億円)を稼ぎ出す大ヒットを記録。第3弾の制作が明らかになったのは2023年2月のことだが、ジョシュいわく、製作陣は同作を“単なる金儲けの道具”にしないように細心の注意を払っているのだという。
「映画が2027年まで公開されないのには理由がある。誰も焦って作りたくはないんだ。誰もが、これを単なる続編や金儲けの道具にはしたくないと思っている。彼らは、これを僕たちが2013年に作り始めた物語に絶対に値するものにしたいと思っている」
そして、観客が第2弾から8年待った甲斐のあるものにしたいとのこと。ジョシュは「彼らは今積極的に取り組んでいるし、彼らがすごく、すごく、すごく興奮しているストーリーももうあるんだ」と期待をあおり、「これ以上言うと、ディズニーの弁護士が僕の家のドアをたたき壊して入ってくるだろうな。だけど、待っていて。素晴らしいものになると思うから」と続けていた。
第3弾の監督・脚本を担当しているのは、前2作を手掛けたジェニファー・リー。リーは『アナと雪の女王』シリーズに注力するため、2018年から務めてきたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの制作部門のトップであるCCO(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)の座を昨年9月、『ミラベルと魔法だらけの家』のジャレド・ブッシュ監督に譲っている。なお、リーは第4弾の脚本もマーク・E・スミスと共に執筆中だ。(編集部・市川遥)