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毎熊克哉が指名手配犯・桐島聡を演じる『「桐島です」』7月公開決定

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映画『「桐島です」』ティザービジュアル
映画『「桐島です」』ティザービジュアル - (C) 北の丸プロダクション

 俳優・毎熊克哉が2024年1月29日に亡くなった指名手配犯・桐島聡を演じる映画『「桐島です」』が、7月4日より新宿武蔵野館ほかにて公開されることが決まった。併せて、ティザービジュアルと高橋伴明監督のコメントも披露された。

【画像】ギャップがすごい!普段の毎熊克哉

 桐島聡は連続企業爆破事件に関与したとして1975年に全国に指名手配され、昨年1月26日、末期の胃がんのため神奈川県内の病院に入院していることが判明。数十年前から「ウチダヒロシ」と名乗り、土木関係の会社に住み込みで働いていた。入院時にもこの名前を使用していたが、「最期は本名で迎えたい」と言い、報道3日後の29日に死去。49年にわたる逃亡生活に終止符が打たれた。

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 そんな桐島の軌跡を、映画『夜明けまでバス停で』の脚本家・梶原阿貴と高橋伴明監督がシナリオ化。桐島は何を思い、どんな事件を起こし、どんな逃亡生活を送っていたのか。本作は昭和・平成・令和の3つの時代を舞台に、指名手配犯・桐島聡の、弱い立場の人に寄り添う人柄・考えをドラマチックに描く。桐島役の毎熊のほか、奥野瑛太北香那甲本雅裕らが共演。高橋監督のパートナーである高橋惠子は夫の作品に初めて自ら出演を希望し、謎の女役を務める。(清水一)

監督・共同脚本:高橋伴明

昨年(2024年)の2月に入ってすぐだったと思う。別件で会っていた(本作企画の)小宮(亜里)女史から、突然「桐島撮らんといかんでしょ」という言葉が飛び出した。頭の中で白いガラス玉が砕けた。連赤映画(『光の雨』)のオトシマエをつけろーーと聞こえた。そう、あの時代を共に生きた我々にはその責任があるのだろう。直ぐに脚本の梶原に電話をした。案の定、すでに桐島のスクラップをつくっていた。ウソツキ部分はオレが責任を持つ。

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