レディー・ガガ、『ジョーカー2』酷評に初コメント
レディー・ガガが出演映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』が酷評されたことについて沈黙を破り、Elle誌に自身の思いを語った。
前作『ジョーカー』と違いミュージカルとして描かれた『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』は、批評面でも興行面でも大苦戦。アカデミー賞で11部門ノミネートを果たし主演男優賞(ホアキン・フェニックス)&作曲賞を受賞した前作とは対照的に、最低映画を決める第45回ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)で不名誉な最多7部門ノミネートを果たしたことも話題となった。『アリー/ スター誕生』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたことがあるガガも、今回は最低主演女優賞などにノミネートされている。
同作が酷評されたことについて、「人々は単に時々、あるものを嫌うことがある」と淡々と応じたガガ。「単にそういうシンプルなこと。そして、アーティストであるためには、時には人々に嫌われることも覚悟しなければならないと思う。そして、たとえ自分が意図したようにはつながれなかったとしても、進み続ける」とトップを走り続けてきたスターならではの深い覚悟を明かした。なお、“失敗への恐れ”こそ有害なものだとし、「それが人生に入り込んでくると、コントロールするのが難しくなる」とも語っていた。
なお、ラジー賞の受賞結果は、アカデミー賞授賞式前日となる現地時間3月1日に発表される。(編集部・市川遥)