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開業からわずか1年半で閉鎖されたディズニー『スター・ウォーズ』ホテル、オフィスに改装へ

「スター・ウォーズ:ギャラクティック・スタークルーザー」の客室
「スター・ウォーズ:ギャラクティック・スタークルーザー」の客室 - Allen J. Schaben / Los Angeles Times via Getty Images

 2022年3月に米フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートで開業し、わずか1年半で閉鎖された映画『スター・ウォーズ』の体験型ホテル「スター・ウォーズ:ギャラクティック・スタークルーザー」が、ウォルト・ディズニー・イマジニアリングのオフィスに改装されることが明らかになった。The Wrap が独占で報じた。

【画像】わずか1年半で閉鎖された『スター・ウォーズ』ホテルの内部

 「スター・ウォーズ:ギャラクティック・スタークルーザー」は、2泊3日で“はるかかなたの銀河系”にどっぷり浸ることができる新たなバケーション体験をコンセプトにしたホテル。ゲストは、宇宙船のキャビンを模した部屋に宿泊し、ライトセーバーの訓練や宇宙船のシステムを学ぶ体験など、さまざまなアトラクションが用意されていた。

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 『スター・ウォーズ』の世界観に没入できるホテルとして注目されていたが、2人部屋で最低4,800ドル(約74万円・1ドル155円計算)、4人部屋で最低6,000ドル(約93万円)という高額な価格設定がネックとなり、客足が遠のいていた。2023年9月30日、同ホテルは開業から1年半で営業終了となった。

 ホテル閉鎖後、建物が新たな体験型施設として再利用される可能性があるとも報じられていたが、今後はディズニーパークの設計・開発を手がけるイマジニアリングのオフィスとして生まれ変わることに。隣接するウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの一つであるディズニー・アニマルキングダムには、『ミラベルと魔法だらけの家』『インディ・ジョーンズ』の新アトラクション建設が予定されているほか、マジック・キングダムにオープン予定のディズニー・ヴィランズの新テーマエリア、ディズニー・ハリウッド・スタジオに誕生する『モンスターズ・インク』の新エリアなど多数の拡張プロジェクトが控えており、建物の改装後は、プロジェクトの拠点として活用されることになる。(編集部・倉本拓弥)

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