「べらぼう」ダチョウ倶楽部・肥後克広の「コントのような」掛け合いに沸く

横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)の16日放送・第7回でダチョウ倶楽部のリーダー・肥後克広演じる彫師・四五六(しごろく)が登場。「倍売れる細見」作りに奔走する蔦重(横浜)とのやりとりが笑いを誘った(※一部ネタバレあり)。
第7回「好機到来『籬(まがき)の花』」では、鱗形屋(片岡愛之助)が偽板づくりの罪で捕らえられる事態に、蔦重が「俺がハメたようなもの」「今の俺にできるのはハメたに見合ういい細見をつくるだけ」と決意を新たに。鱗形屋の留守をいいことに、西村屋(西村まさ彦)ら地本問屋たちが細見の権利を我が物にすべく争うなか、蔦重が待ったをかけ、今の倍売れる細見を作れば地本問屋仲間に参入できる約束を取り付ける。
蔦重は「倍売れる細見」を作るために新之助(井之脇海)らの知恵を借り、「薄くて持ち歩ける」「かかる費用も半値」「大見世から河岸見世までの女郎屋・女郎を網羅」といった策を思いつき奔走。彫師・四五六(肥後)を訪れ制作の交渉をするも、四五六は労力に見合わない職人泣かせの話に「そんな割の悪い話受けられっか。べらぼうめ!」と断固拒否。しかし、蔦重が「吉原の大宴会付きでいかがでしょうか?」と持ち掛けるとあっさり受け入れ、この一部始終にSNS上では「チョロいw」「変わり身早すぎるw」「吉原接待で一発OKw」「さすがリーダー」「ダチョウのコントみたいなやりとり」とw(笑い)マークをつけたリアクションが飛び交った。
四五六はその後、気の遠くなるような細かい文字を彫らねばならずついにキレる場面もあり、蔦重になだめすかされながら「うっ、うっ……」と半泣きで作業を続ける姿が「泣いちゃった」「細かいw」「これは気が狂うw」と同情を誘っていた。また、四五六の威勢のいい「べらぼうめ!」の一言にも「ダチョウがタイトル回収」「今週のべらぼういただきました」などと沸いていた。
肥後の出演は本日発表されたばかりで、肥後は役柄について「いい名です。気に入ってます。 四五六さんは腕は確かな職人。しかしお調子者で、べらぼうな愛おし彫師です」と紹介。「技術指導も受けました。本職人さんの技術に圧倒されながらも、やればやるほど 板木への愛は高まりました。肝心の技術は見ての楽しみにして下さい。 劇中での蔦重と四五六の小気味良い掛け合いも楽しんで下さい。 話もドンドン展開して行きますよ。 おっと! 野暮な事を言って申し訳ねぇ、とにかく『四五六』を、ごひいきに」と視聴者に呼び掛けていた。(石川友里恵)