多部未華子主演「対岸の家事」島袋寛子、田辺桃子、松本怜生、川西賢志郎ら追加キャスト決定

多部未華子が主演を務める、4月期のTBS系火曜ドラマ枠「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」(毎週火曜よる10:00~10:57)の追加キャストが発表され、島袋寛子、田辺桃子、松本怜生、そして、お笑い芸人の川西賢志郎が出演することが明らかになった。
本作は、作家・朱野帰子の小説「対岸の家事」(講談社文庫)を原作とする、家事がテーマの“お仕事ドラマ”。2歳の娘の育児と家事に奮闘する専業主婦の村上詩穂(多部)が、立場は全く違えど、同じように家事にまつわる様々な問題を抱える人たちと交流する姿を描く。
多部のほか、仕事と育児の両立に悩む働くママ・長野礼子役で江口のりこ、育休中のエリート官僚パパ・中谷達也役でディーン・フジオカ、主人公・詩穂の夫・村上虎朗役で一ノ瀬ワタル、詩穂と虎朗の一人娘・村上苺役で永井花奈が出演する。

島袋は、ディーン演じる達也の妻・中谷樹里役で出演。外資系ベンチャーキャピタル企業でバリバリ働く樹里は、一人娘の佳恋を出産後、一年間育休を取得し子育てに専念。その後、中谷が育休をとったことで、バトンタッチする形で職場復帰し、現在は海外に単身赴任している。人付き合いが苦手な中谷とは対照的にコミュニケーション能力が高く、初めての“ママ友”となる詩穂との関係やワンオペ育児に苦戦する中谷に、中谷家ならではの変わった形式の近況報告会を通して的確なアドバイスを送る、頼れる存在でもある。

そして田辺は、苺のかかりつけ小児科医の妻・蔦村晶子役で出演。地域に根ざした「蔦村医院」の受付で働く晶子は、優しく気配り上手で、詩穂や苺をはじめ患者たちから慕われる朗らかな女性。まだ新婚で、夫と二人の時間を楽しみたいと思っている中、早く医院の跡取りを産んでほしいと望む姑や患者たちからのプレッシャーに、もやもやとした思いを抱いている。

江口演じる礼子の会社の後輩・今井尚記を演じる松本は、GP帯のTBS連続ドラマへのレギュラー出演は本作が初。礼子が所属する総務部で働く今井は、仕事とプライベートをきっちり分ける今どきの若手社員。営業志望で総務の仕事にやりがいを見出せない上に、子どもの都合でよく早退する礼子の仕事を肩代わりさせられることに不満を持っている。

そして、そんな礼子の夫・長野量平役には、お笑いコンビ・和牛解散後、俳優としても活躍の場を広げている川西が決定。TBSドラマへの出演は本作が初となる。イベント会社勤務で帰宅が深夜に及ぶことも多い量平は、幼い一男一女を抱える共働き夫妻の長野家において、家事も育児も礼子に任せっきり。礼子に申し訳ないとは思いつつ、日々の仕事に追われて家庭を顧みる余裕がないのが実情だ。
さまざまな環境で異なる悩みを抱えながら、自分自身と大切な家族のため、家事に育児に仕事に奮闘する登場人物たちを、バラエティー豊かなキャストが演じる本作。脚本は青塚美穂、大塚祐希、開真理が手掛け、演出は竹村謙太郎、坂上卓哉が務める。(編集部・入倉功一)