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最低映画を決めるラジー賞『ジョーカー2』に最悪続編賞 作品賞は『マダム・ウェブ』

映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』より
映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』より - Warner Bros. / Photofest / ゲッティ イメージズ

 毎年恒例となっている最低映画の祭典、第45回ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)の受賞結果が現地時間28日に発表され、映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』が、最低リメイク・パクリ・続編賞と最低スクリーンコンボ賞に選ばれた。また、最低作品賞は『マダム・ウェブ』が獲得した。

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 前作が世界中で大ヒットを記録し、ホアキン・フェニックスにオスカーをもたらしたことで期待された続編の『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』だったが、批評面でも興行面でもその期待を大きく下回る結果に。ラジー賞では最低作品賞をはじめ最多7部門でノミネートされ、2冠に輝く結果となった。この結果について、ラジーは「世界中の観客を失望させ(つまり怒らせ)た結果、ラジー受賞作となった」としている。

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 最低作品賞は、ソニー製作のマーベル映画『マダム・ウェブ』が受賞。未来予知の能力を持つマダム・ウェブ(ダコタ・ジョンソン)の誕生を描いた本作は、公開当時ソニーのスパイダーマン関連キャラクター映画として最低のオープニング興行収入を記録し、米大手映画批評サイト Rotten Tomatoes での批評家支持率は11%と酷評されており、下馬評通りの受賞。ダコタの最低主演女優賞に、最低脚本賞と合わせ、最多3部門での受賞となった。

 そして、最低監督賞を受賞したのは巨匠フランシス・フォード・コッポラ。製作費1億2,000万ドル(約180億円)を投じた意欲作『メガロポリス(原題) / Megalopolis』を発表したが、世界興収1,400万ドル(約21億円)しか稼ぐことができなかった。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル150円計算)

第45回ゴールデンラズベリー賞の受賞結果は以下の通り。(編集部・入倉功一)

■最低作品賞
『マダム・ウェブ』

■最低主演男優賞
ジェリー・サインフェルド 『アンフロステッド:ポップタルトをめぐる物語

■最低主演女優賞
ダコタ・ジョンソン 『マダム・ウェブ』

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■最低助演男優賞
ジョン・ヴォイト 『メガロポリス(原題) / Megalopolis』『レーガン(原題)/ Reagan』

■最低助演女優賞
エイミー・シューマー 『アンフロステッド:ポップタルトをめぐる物語』

■最低監督賞
フランシス・フォード・コッポラ 『メガロポリス(原題) / Megalopolis』

■最低スクリーンコンボ賞
ホアキン・フェニックス&レディー・ガガ 『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』

■最低前日譚、リメイク・パクリ・続編賞
『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』

■最低脚本賞
『マダム・ウェブ』

■名誉挽回賞
パメラ・アンダーソン 『ザ・ラスト・ショーガール(原題) / The Last Showgirl』

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