ジーン・ハックマンさん、死後9日経過か　ペースメーカー最後の記録は2月17日　保安官発表

　現地時間26日に俳優のジーン・ハックマンさんと、妻のベッツィ・アラカワさんの遺体が、米ニューメキシコ州・サンタフェの自宅で発見された件について、NY Times ほか各メディアは、二人が亡くなってから発見されるまで9日が経過していた可能性が高いという当局の発表を報じた。

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　サンタフェ郡保安官事務所の保安官は、記者会見で、ハックマンさんのペースメーカーに残った最後の「出来事」の記録が2月17日であることを明らかにし、ハックマンさんはその時点で死亡したと見られると述べたという。また、検死と毒物検査の結果はまだ出ていないが、一酸化炭素中毒の痕跡は見られなかったといい、それが原因で亡くなった可能性は低いという。

　BBCなどによると、ハックマンさんとアラカワさんは、26日の午後にメンテナス作業員が夫妻の家で遺体を見たと911に通報し、出動した警官によって死亡しているのが発見された。2人は自宅の別々の部屋で亡くなっていたといい、ハックマンさんは95歳、アラカワさんは63歳だった。また、夫妻の飼い犬のうち1匹が、アラカワさんが発見された浴室近くのクローゼットで死んでいるのが発見されたと報じられている。（西村重人）