『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』V3も苦戦続く
全米ボックスオフィス考

先週末(2月28日~3月2日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)最新作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』が興行収入1,485万0,888ドル(約22億円)で3週連続となる首位を獲得した。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル150円計算)
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ハリウッドの注目はアカデミー賞授賞式とあって、大規模な新作はほとんど公開されず、低調だった先週末。それもあって『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』はV3を達成したが、大幅68.3%ダウンの前回からさらに47.3%ダウンと苦戦が続いている。累計興収は1億6,354万7,486ドル(約245億円)となった。
新作は2作がランクインした。深海に取り残されたダイバーの救出作戦を追ったドキュメンタリー映画『最後の一息』(2019)を劇映画にした『ラスト・ブレス(原題) / Last Breath』が、興収785万1,190ドル(約12億円)で2位デビュー。ドキュメンタリー版の監督の一人であるアレックス・パーキンソンがメガホンを取り、 『スリー・ビルボード』のウディ・ハレルソン、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のシム・リウらが出演している。
日本のアニメーション映画『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』は、興収91万6,664ドル(約1億4,000万円)で初登場9位だった。(編集部・市川遥)
2月28日~3月2日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』
2(初)『ラスト・ブレス(原題) / Last Breath』
3(2)『ザ・モンキー(原題) / The Monkey』
4(3)『パディントン 消えた黄金郷の秘密』
5(4)『ドッグ・マン(原題) / Dog Man』
6(8)『ライオン・キング:ムファサ』
7(6)『ハート・アイズ(原題) / Heart Eyes』
8(9)『ジ・アンブレイカブル・ボーイ(原題) / The Unbreakable Boy』
9(初)『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』
10(10)『ワン・オブ・ゼム・デイズ(原題) / One of Them Days』