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デアデビルがトラウマを負う…完全新作「ボーン・アゲイン」で描くアイデンティティの再構築

「デアデビル」いよいよ再始動!
「デアデビル」いよいよ再始動! - (c) 2025 Marvel

 マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)で再始動するドラマシリーズ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のオンライン記者会見が行われ、メインキャストのチャーリー・コックス(マット・マードック/デアデビル役)とヴィンセント・ドノフリオ(ウィルソン・フィスク/キングピン役)が出席。本作で描かれるデアデビルとキングピンの物語ついて語った。

【動画】デアデビル復活!完全新作「デアデビル:ボーン・アゲイン」予告編

 幼少期に不慮の事故で視力を失った代わりに、超人的感覚を手に入れた主人公マット・マードック。昼は弁護士として市民を守り、夜は法では裁けない悪党たちを暴力で叩きのめす“デアデビル”として活動している。

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 「Marvel デアデビル」としてNetflixで展開されていたシリーズは、2018年のシーズン3で一旦幕を閉じた。その後、デアデビルの映像化権利がマーベル・スタジオに戻ったことで、世界観を踏襲した完全新作「ボーン・アゲイン」が制作されることになった。

 「基本的には(Netflix版と)同じマット・マードックです」と語るチャーリーだが、最新作では「物語の序盤で、マットは大きなトラウマを負うことになる。それによって、彼はこれまで以上に自分のアイデンティティを見つめ直し、再構築しなければならなくなる」とマットが向き合う試練を予告。詳細はネタバレになるため話せないとしながら、「マットが進む道は、例えるなら、痛みを伴いながらゆっくりと剥がされる絆創膏のようなもの」と表現した。

キングピンが改心? - (c) 2025 Marvel

 デアデビルと深い因縁で結ばれている宿敵・キングピンは、本作の予告編でニューヨーク市長に当選したことがうかがえる。ヴィンセントは、「二人は“昼の世界”で生きようとしています。ヴァンパイアが太陽の下で暮らそうとするようなものです」と裏社会を支配してきたキングピンの変化を語る。「彼には"使命"があります。Netflixシリーズの頃と変わらないフィスクですが、新たな計画を練っているんです。まずは、妻との関係を整理すること。これが、非常に面白い展開へとつながります」

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 デアデビルとキングピンは、「ボーン・アゲイン」の序盤からいきなり対峙することになるという。「序盤から二人を対面させることにしたのは初めての試み」とチャーリーは語る。「そして、お互いが“自分が言う通りの人間でいられるかどうか”を信じるしかない状況に置かれます。それが本作のダイナミクスを生み出しているんです」

 「ボーン・アゲイン」には、シリーズを支えてきた人気キャラクターが再登場する。マットの親友であるカレン・ペイジ(デボラ・アン・ウォール)とフランクリン・“フォギー”・ネルソン(エルデン・ヘンソン)だ。製作総指揮のアーロン・ムーアヘッドは、「彼らがいない『デアデビル』なんて想像できなかったんです。重要だったのは、彼らが最後に会ったときからどれほど進化したのかを感じられる始まりにすることでした」と二人の重要性を明かし、「それは大きくて温かいハグのような感覚で、ある“大きな出来事”が起こったとき、より一層悲劇的に感じるんです。その出来事は、マット・マードックの信念を揺るがすほどのものになる。彼は自分の存在意義すら疑うような状態になります。その悲しみは、回を重ねるごとに波紋のように広がっていきます」とドラマの展開を示唆した。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

「デアデビル:ボーン・アゲイン」ディズニープラスで3月5日(水)より独占配信

『デアデビル:ボーン・アゲイン』|予告編|Disney+(ディズニープラス) » 動画の詳細

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