MISAMO、永野芽郁主演『かくかくしかじか』で初の映画主題歌担当 サナ「本当に光栄」楽曲入り本予告公開

人気9人組ガールズグループ・TWICEの日本人メンバー、MINA(ミナ)、SANA(サナ)、MOMO(モモ)の3人で構成されるユニットMISAMOが、永野芽郁が主演を務める映画『かくかくしかじか』(5月16日全国公開)の主題歌を担当することが決定した。MISAMOが映画主題歌を手がけるのは、本作が初めて。永野と親交があるサナは、「お話をいただいたとき、びっくりしました。そして、心を込めて自分たちの歌をお届けしたいなと思いました」とコメントを寄せている。あわせて、主題歌「Message」を収録した本予告とポスタービジュアルが公開された。
【動画】MISAMO、初の映画主題歌!『かくかくしかじか』本予告
原作は、「海月姫」「東京タラレバ娘」などで知られる人気漫画家・東村アキコの同名自伝漫画。故郷・宮崎、石川、東京を舞台に、漫画家を夢見るお調子者でぐうたらな女子高生・明子(永野)と、竹刀片手に怒号を飛ばしまくる“スパルタ” 絵画教師・日高先生(大泉洋)の9年間の日々がつづられる。監督は『地獄の花園』の関和亮で、脚本は原作者である東村自ら執筆している。
MISAMOは、2023年7月リリースの JAPAN 1st MINI ALBUM「Masterpiece」でデビューし、その年のNHK紅白歌合戦に初出場。初の日本ドームツアーも成功させ、“女性アーティスト最速東京ドーム公演”の記録も塗り替えた。
映画主題歌を務めることになった経緯について、加藤プロデューサーは「東村先生の珠玉の原作、関監督の映像演出、そして永野芽郁さんとサナさんの親交ーーさまざまな奇跡が重なり、MISAMOさんにとっても初の映画主題歌を担当していただくことになりました」と説明。「企画当初から、東村先生は『これはすべての女の子の物語なんよ』とおっしゃっていました。この映画は、何者でもない女子高生が、人生を変える恩師との出会いと別れを経て、夢をつかむまでの物語です。夢を追いかけるすべての女性にとって、きっと共感していただける作品になっているのではないかと思います。そんな映画の主題歌を、男女問わず圧倒的な支持を集めるMISAMOさんに手がけていただきました。映画の世界観に寄り添いながら、明るくも切なく、それでいてそっと背中を押してくれるような、素晴らしい楽曲が完成しました。ぜひ、多くの方に劇場で本編とともに楽しんでいただければと思います」とコメントしている。

MISAMOのサナは、「東村さんの素晴らしい原作と、豪華なキャストのみなさまが作る映画『かくかくしかじか』の主題歌にMISAMOを選んでいただき、本当に光栄でした。お話をいただいたとき、びっくりしました。そして、心を込めて自分たちの歌をお届けしたいなと思いました」と心境を告白。「『Message』という楽曲が少しでも映画を彩ることができたら嬉しいです。ぜひ劇場でお楽しみください」とファンに呼びかけた。
また、主演の永野は「MISAMOさんに書き下ろして頂いた『Message』という曲は、まるで明子が日高先生に向けたかったような、日高先生が明子に残したかったような、二人の9年間にわたる様々な思いが、この一曲に凝縮されているように思えました。この楽曲を本編の最後に皆様に聴いて頂けることを、心から楽しみにしております」とコメント。共演の大泉は、「世界的アーティストのMISAMOさんが、この映画のために特別に楽曲を制作してくださったのだと強く感じました。映画の台詞やエピソードが自然と思い出されるような楽曲であり、物語に深く寄り添う主題歌です。映画で泣いて、そして「Message」を聴いて再び泣いてしまうーー常に『かくかくしかじか』が頭に浮かぶ、素晴らしい楽曲だと思います」と太鼓判を押している。
主題歌「Message」が流れる本予告では、日々デッサンを繰り返し、日高先生の超スパルタ指導に苦しむ明子の姿を映し出す。ポスタービジュアルには、ジャージ姿で筆を握る永野と、竹刀を構える大泉の姿が描かれている。(編集部・倉本拓弥)