日曜劇場「キャスター」新キャスト8名発表 北大路欣也、内閣官房長官役で阿部寛と対峙

阿部寛が主演を務める日曜劇場「キャスター」(TBS系で4月スタート)の新キャスト8名が発表された。日曜劇場に数多く出演する北大路欣也をはじめ、加藤晴彦、ヒコロヒー、堀越麗禾(市川ぼたん)、加治将樹、谷田歩、内村遥、馬場律樹ら豪華な顔ぶれが揃った。
【画像】加藤晴彦、8年ぶりの日曜劇場!「キャスター」新キャストビジュアル(8名)
本作は、“真実を伝える”ためには手段を選ばず、独自のルールで取材や調査を行う報道番組のメインキャスター・進藤壮一(阿部)の奮闘を描いた完全オリジナルストーリー。主要キャストには、永野芽郁、道枝駿佑(なにわ男子)らが名を連ねる。
「華麗なる一族」「半沢直樹」などの日曜劇場に出演してきた北大路は、真実を追い求める進藤の前に立ちはだかる内閣官房長官・羽生剛役を担当。「小さな巨人」(2017)以来8年ぶりの日曜劇場出演となる加藤は、進藤の傍若無人ぶりに頭を抱える編成部・滝本真司役を務める。
ドラマ出演や短編恋愛小説集の執筆などマルチに活躍するお笑い芸人のヒコロヒーは、少々クセのある民放テレビ局JBNの清掃員・鍋田雅子役。過去の出来事により、進藤との間に大きな確執がある娘・横尾すみれ役には昨年放送された日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」へのゲスト出演で話題を呼んだ堀越は、進藤との間に大きな確執がある娘・横尾すみれ、日曜劇場「小さな巨人」「テセウスの船」で存在感を見せた加治は、進藤と裏で情報交換をする週刊誌記者・南亮平にふんする。
また、日曜劇場「VIVANT」「下町ロケット」で阿部と共演経験がある谷田は、内閣官房長官の羽生と行動を共にするコンサルタント会社社長・尾崎正尚役。日曜劇場「ドラゴン桜」で阿部と共演した内村は羽生の秘書であり息子の羽生真一役、ドラマ「Maybe 恋が聴こえる」で注目を浴びた馬場が幼少期の進藤役を担当する。
新キャスト8名のコメントは以下の通り。(編集部・倉本拓弥)
北大路欣也
主人公“進藤壮一”。
ものすごい情熱、存在感、鋭くキャスターとしての努めをやり切る男、その熱い視線を真正面から受け止める、内閣官房長官“羽生剛”。どんなに追い込まれても己の道をつらぬく羽生! さてこの二人の対立はどうなるのか! ご期待あれ! 阿部寛さんはじめ素晴らしいスタッフの皆さんと共にこの作品に参加出来た事、嬉しさでいっぱいです。
加藤晴彦
それぞれにとっての正義を追い求め、ぶつかり合う真剣な報道現場。僕が演じる滝本は、たまにやって来て場の空気をかき乱す編成マン役です。日曜劇場は数年ぶりですが、毎回驚くのは演者・スタッフのプロ意識が高い! カメラが回っていなくても気を抜く瞬間がない。
でも今回一番驚いたのは、主演・阿部さんの手がツルスベだった事!! 芝居の流れで手を握るシーンがあります、ご覧になる時、皆さんも「あ、この時、加藤晴彦、阿部さんの手に驚いてるんだ!」と別の意味で楽しんで頂ければ。
このドラマ、謎が多いストーリーですが、滝本はそこに絡んでいるのか? それともただのKYキャラなのか!? お楽しみに…!
ヒコロヒー
天下の日曜劇場入りに不安と緊張がありましたが、清掃員の姉ちゃんという役どころがイケてたのでお引き受けさせていただきました。こないだ現場でケータリングを食べたら、それは「クジャクのダンス、誰が見た?」チームのケータリングでした。もう勝手に他のドラマチームのものを食べないように気をつけたいです。
堀越麗禾(市川ぼたん)
去年放送された日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」に続いて出演できることはとても嬉しく、光栄に思っています。今回私は阿部寛さん演じる進藤の娘、すみれを演じます。
すみれはちょっと屈折したところがある役ですので監督さんのアドバイス、ご指示にしたがって一生懸命に役を生きてみたいです。撮影現場はいつも緊張するのですが、キャストの皆さんやスタッフさんたちが皆さん優しくて、明るく接してくださるので楽しく過ごせています。
たくさんの方々にご覧になっていただきたいと願っています。どうぞよろしくお願いいたします。
加治将樹
週刊誌記者であり、阿部さん演じる「進藤」と情報を提供しあう、謎を多く持つ男「南」を演じます加治将樹です。「小さな巨人」「テセウスの船」とお世話になった日曜劇場。またこんなにも素敵な作品に呼んでいただき本当に光栄です。
日曜劇場「キャスター」、非常に爽快です。とても気持ち良いです。加治は個人的にこんな阿部寛さんが見たかった!! と台本を読んで1人興奮しておりました。この世界の人間として関われる事が非常に嬉しく、現場でも阿部さんと「進藤」と「南」2人の関係やシーンについて話したり非常に刺激的な日々です。「南」がなぜ「進藤」にそこまで肩入れするのか、はたまた逆なのか。彼の知られざる「真実」にもご期待いただきながら「キャスター」ぜひお楽しみください。
谷田歩
今回の役柄は特に、この人が居なかったらその後の展開も変わっていたであろう、下手したら今の日本の景色も全然違うものになっていたであろうという大役。当然政治も金も関わってきます。いままで日曜劇場に出演させて貰ってきた、その集大成を注ぎ込んだつもりで演じさせて頂きました。その役が阿部さん演じる進藤とどの様に関わっていくのか、そしてどんな対立をするのか楽しみにして下さい。出演しているキャストの皆さん、素敵な方ばかりで現場に行くのが毎回楽しかったです! どうかご期待ください。
内村遥
日曜劇場「キャスター」という大作にキャスティングいただけたこと、まずはとても嬉しく思っています。主演の阿部さんを始めとする素敵なキャストの皆さんと刺激的な日々を過ごしています。
特に長年の夢であった、北大路欣也さんとの共演が叶ったことは忘れられない思い出になると感じています。不安な時も、「ブラックペアン」を共に作り上げた多くのスタッフさんが現場で支えてくれています。どうか4月、テレビの前でハラハラドキドキしながらご覧いただけたら幸いです。内村はなかなか悪い男を演じます! お楽しみに!
馬場律樹
憧れの日曜劇場に出演させていただけると聞いた時はとても嬉しかったです。僕は阿部寛さん演じる進藤壮一の幼少期の役です。「VIVANT」や「下町ロケット」などたくさんの作品で阿部寛さんのことを見てきたので、幼少期を務めることが決まった時は本当に嬉しかったです。撮影が始まるのが楽しみでしたが、不安や緊張も感じながら準備してきました。いざ始まってみると、スタッフの皆さんがとても優しくしてくださり嬉しかったです。バクバクしていた心臓が少し落ち着いて、集中することができました。撮影はとても刺激的で、監督さんの話を聞きながら、体当たりで挑んでいます。今僕ができる精一杯で演じます。