ルッソ兄弟『アベンジャーズ』復帰を当初は拒否 ダウニー・Jrから依頼も「抵抗していた」

映画『アベンジャーズ』シリーズを再び監督するルッソ兄弟(アンソニー・ルッソ監督&ジョー・ルッソ監督)が、当初は復帰オファーを拒否していたとomelete.comのインタビューで語った。
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ルッソ兄弟が再びメガホンを取るのは、シリーズ第5弾となる『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題) / Avengers: Doomsday』と、第6弾の『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題) / Avengers: Secret Wars』。同作では、ロバート・ダウニー・Jrが悪役ドクター・ドゥームを演じ、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に復帰することが決定している。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』をもって、アイアンマン/トニー・スターク役を卒業したダウニー・Jrの復帰は、多くの映画ファンを驚かせた。ジョーによると、ダウニー・Jrの復帰は、マーベル・スタジオ社長でプロデューサーである、ケヴィン・ファイギのアイデアだったという。
そして、ダウニー・Jrから説得を受けたというルッソ兄弟だが、当初の答えは「ノー」だった。「なぜなら、僕らはもう戻らないと言っちゃったし(笑)。そこにはストーリーがなかった。入り口を見出せなかったので、しばらくは抵抗していました」と語るジョーだが、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)などでタッグを組む脚本家、スティーヴン・マクフィーリーから提示されたアイデアを聞いて、抵抗をやめたという。
「ある日、僕たちの重要な仲間の1人であるスティーヴン・マクフィーリーが『アイデアがある』と言ったんです」というジョーは「僕たちは『これこそがストーリーだ!』という感じでした。それは語られるべき、とても力強い物語なのです」と明かしている。
『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題)』は2026年5月1日、『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題)』は2027年5月7日に全米公開予定。ルッソ兄弟は、『ドゥームズデイ(原題)』は約2時間30分、『シークレット・ウォーズ(原題)』は約3時間になるという予想を、Colliderに明かしている。(編集部・入倉功一)