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【来週】朝ドラ「あんぱん」はどんな内容?

「あんぱん」第1回より 幼少期のヒロイン・朝田のぶ(永瀬ゆずな)
「あんぱん」第1回より 幼少期のヒロイン・朝田のぶ(永瀬ゆずな) - (C) NHK

 俳優の今田美桜が主演を務める連続テレビ小説の第112作「あんぱん」(NHK総合・月~土、午前8時~ほか ※土曜は1週間の振り返り)が、いよいよ31日より放送スタート。「アンパンマン」の生みの親・やなせたかしさんと小松暢さんの夫婦をモデルとした本作はどんな内容なのか?

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 脚本を手掛けるのは、子供の頃にやなせさんと文通していた経験を持ち、「花子とアン」(2014)以来2度目の朝ドラ脚本となる中園ミホ。実在の人物をモデルとするが原作はなく、激動の時代を生きたふたりの愛と勇気の物語をフィクションとして描く、オリジナル作品となる。中園は、「“ザ・朝ドラ”というような、王道を目指したいと思っています」とNHK公式インタビューで明かしており、「“アンパンマン”ができたのは反戦への思いからだと思うので、戦争もしっかりと描きます。やなせさんを描くということは、戦争を描くということだと思っています」と抱負を述べている。

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 ドキンちゃんのモデルだと言われている暢さんをモデルとした、ヒロイン・朝田のぶ役の今田は3,365人が応募したオーディションから抜てき。「おかえりモネ」(2021)以来2度目の朝ドラ出演で初主演を務め、小さい頃から走ることが大好きで、男勝りな主人公を演じる。やなせさんをモデルとし、のぶの生涯のパートナーとなる柳井嵩役は北村匠海が務める。そのほか、のぶの両親役の加瀬亮江口のりこ、姉妹役の河合優実原菜乃華、嵩の両親役の二宮和也松嶋菜々子、嵩の伯父役の竹野内豊、パン職人役の阿部サダヲら豪華キャストが集結。なんのために生まれて、なにをして生きるのか──。夢を追い求めて、さまざまな苦難を乗り越え、やがてアンパンマンを生み出していく夫婦の人生を映し出す。

 第1週のタイトルは「人間なんてさみしいね」。昭和初期、高知の町中をものすごい勢いで走る少女、「ハチキンおのぶ」こと朝田のぶ(幼少期:永瀬ゆずな)がいた。朝田家はのぶの祖父・釜次(吉田鋼太郎)が石屋を代々営んでいるが、継ぐ気がない父・結太郎(加瀬)は商事会社で国内外を飛び回り、のぶに「女子も大志を抱け」と語る。

 一方、幼い時に父・清(二宮)を病気で亡くした柳井嵩(幼少期:木村優来)は、母・登美子(松嶋)に連れられて御免与町にある柳井医院を営む伯父・寛(竹野内)の家に引き取られ、転校先の小学校でのぶに出会う。そんな矢先、朝田家に激震が走る──。初週から激動の展開を予感させるあらすじとなっている。(清水一)

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