『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』異例の5時間半配信、マーベル史上最高の視聴数記録 キャスト27名発表でトレンド席巻
日本時間27日0時ごろから約5時間半にわたってライブストリーミング配信された映画『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題) / Avengers: Doomsday』(2026年5月1日全米公開)のキャスト発表映像が、マーベル・スタジオのライブストリーミング史上過去最高の視聴数となる、2億7,500万回再生を記録した。
【動画】 5時間半かけて発表された『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』27名のキャスト
事前予告なしでスタートしたライブ配信では、俳優の名前が記された椅子の背を約10分おきに一つずつ映していき、5時間27分かけて全27名のキャストが発表された。ライブ配信の最後には、悪役ドクター・ドゥームを演じるロバート・ダウニー・Jrが登場し、自分の名前が入った椅子に腰掛け「シー!」というジェスチャーを披露した。
マーベル公式は、2億7,500万回再生を記録したライブ配信で50以上のトレンドを生み出したと発表。Deadlineによると、ソーシャル言及(SNS上で特定のアカウントやコンテンツが話題になったり、言及されたりすること)は310万件以上に及び、昨年スーパーボウルで公開された『デッドプール&ウルヴァリン』の予告編の5倍以上に相当するという。
ライブ配信後半では、旧・20世紀フォックス製作の『X-MEN』シリーズからパトリック・スチュワート(チャールズ・エグゼビア役)、イアン・マッケラン(マグニートー役)らが復帰するサプライズも飛び出した。視聴者数は、時間が経つごとに増加したといい、配信から7時間以上にわたり「#AvengersDoomsday」がSNSのトレンド1位をキープする強さを見せた。
発表された27名の中には、スパイダーマン、ドクター・ストレンジ、キャプテン・マーベルなど、現在のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)における主要キャラクターが含まれていない。ダウニー・Jr.とマーベル公式は、まだ明かしていないメンバーがいることを仄めかしており、さらなる情報発表への期待が高まっている。
『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』は現在製作中。同作に続く第6弾『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題) / Avengers: Secret Wars』は2027年5月7日全米公開予定。(編集部・倉本拓弥)