ヒョンビン主演、リリー・フランキーが伊藤博文役の映画『ハルビン』公開決定

ヒョンビンが主演を務め、1909年10月に中国・ハルビンで起きた歴史的事件を描く韓国映画『ハルビン』が、7月4日より全国公開されることが決まった。リリー・フランキーが伊藤博文役を務めている。
本作は、ドラマ「愛の不時着」で人気を博すヒョンビンが、祖国独立に命をかける孤高の男アン・ジュングン(安重根)を演じるサスペンス・エンターテインメント。ある使命を胸に中国・ハルビンへと向かった大韓義軍のアンと同志たちが、彼らの行く手を阻む者と熾烈な攻防を繰り広げるさまを描く。共演にはパク・ジョンミンやチョ・ウジン、チョン・ヨビン、イ・ドンウクらが名を連ね、日本からは伊藤博文役として『万引き家族』などのリリーが出演している。監督は『KCIA 南山の部長たち』『インサイダーズ/内部者たち』など韓国現代史を描くヒットメーカー、ウ・ミンホが務め、撮影は『ベイビー・ブローカー』『パラサイト 半地下の家族』のホン・ギョンピョが担当。2023年に韓国で大ヒットした映画『ソウルの春』の制作スタッフとタッグを組む。
併せて公開されたティザービジュアルは、雪が降りしきる中、帽子を目深にかぶったアンの顔が大きく写されたビジュアルに。ティザー予告映像では、アンが一人きりで歩く様子が映し出され、「全てを諦め、死ぬはずだった」という言葉から始まる独白と共に、ハルビンへ向かう大韓義軍の同志たちの姿や熾烈な戦闘シーンが描かれる。ラストは、瞳を潤ませたアンの「私の決断は正しかったのか?」という意味深なセリフで締められている。(加賀美光希)