公式サイト:http://www.disney.co.jp/movies
人々の注目を集める巨大なビルボード
ロサンゼルスは映画の街だ。映画のビルボードが至る所に設置され、市内を走
るバスの車体を様々な映画のポスターが飾る。車を走らせると、ロサンゼルス・
タイム紙のカレンダー欄をめくるように、映画のヴィジュアルが次々と目に飛び
込んでくる。
一度にたくさんのビルボードを見たい人にオススメなのが、サンセット・ブル
ヴァード。ここにある『ダイナソー』のビルボードはとにかくデカい。恐竜の巨
大な瞳の中に、ブラキオサウルスやプテラノドンを描いたポスターの絵柄が、10
階建てビルの側面すべてを 覆いつくしているのだ。サンセット・ブルヴァード
にある広告同様に、注目を浴びているのが、チャイニーズ・シアターのすぐ隣で
行われている工事現場の壁を使ったバナーである。何十メートルに渡って描かれ
た恐竜たちの姿は壮観だ。
ハリウッド・ブルヴァードを挟んで、チャイニーズ・シアターの斜め前に位
置 する「エル・キャピタン」劇場では、DLP(デジタル・ライト・プロセシングと
呼ばれる新しい映写技術で、フィルムを使用せずに、ハードディスクに入ったデ
ジタル・データを上映する)による上映が行われている。初日は平日の金曜日。
朝の9時30分スタートにも関わらず、ファミリーやカップルを中心に大勢の観客
が劇場に詰めかけていた。
スクリーンに"WELCOME
TO THE FUTURE OF THE CINEMA"という言葉が映し出さ れると、本編がはじまる。「どんなに大きなものも、はじめは小さかった」とい
うナレーションが終わると、かつて見たことがないスペクタクル・シーンが一気
に映し出される。迫力満点のオープニングの映像はドラマティックで、ドキドキ
させられる。「すごい。恐竜だ!」「大きい!」。劇場のあちらこちらから声が
飛びかい、すべての観客がスクリーンに映し出された映像に釘付けになってい
た。
DLPによる映像は鮮明で、実写背景に完全に溶け込んだ恐竜は、かつてないほ
どリアルである。『ダイナソー』は、両親から引き離され、キツネザルの家族に
育てられた草食恐竜イグアノドンのアラダーが主人公。やがて彼らは隕石の落下
によって、故郷を焼き尽くされ、緑の新天地を探し求める旅に出るのだ。写
真を 見るような恐竜の皮膚や臨場感のあるカメラワークなど、細部まで完璧にこだわ
った映像は最後まで観客を魅了し、映画のラストでは場内が拍手喝采に包まれ
た。観客の惜しみない拍手に、感動すら覚える。ロサンゼルスは映画の街だ。確
かに、映画の未来がここには存在していた。
『ダイナソー』は5月19日に全米3257館で公開され、オープニング3日間で
3860万ドル(約42億円)の興収を稼ぎ、本年度最高のオープニング記録を達
成。日本では12月より日劇プラザほかにて公開される。
エル・キャピタン劇場の隣には、"The DINOSAUR
EXPERIENCE"という、ちょっ とした恐竜博物館が設置されている。地下1階から地上2階にかけて、『ダイナ
ソー』の世界を堪能できるスペースになっている。入り口を入ると、出迎えてく
れるのが映画に登場した恐竜たちだ。たくさんの人々が恐竜をバックに写
真を撮 ったりしているが、なかには襲いかかるリアルな恐竜に泣き叫ぶ子もいた。
階段を上がって、2階に向かうと、ここでは映画『ダイナソー』がどのように
作られたかを知ることができる。恐竜の地面を踏む音の作り方、恐竜が合成され
た背景の撮影の仕方、また実際のミキサーを使って、自分で独自の音響を作り出
せるコーナーなどもあり、映画作りの楽しさを味わえるのだ。地下1階には、化
石を探したり、恐竜の絵を描いたり、パズルをしたりと、子供を夢中にさせる趣
向がいっぱい。大勢の子供たちが「映画」から飛び出した、創造の世界で楽しい
時間を過ごしていた。"The DINOSAUR EXPERIENCE"は、『ダイナソー』を観た後
の興奮を追体験できるスペースだ。
『ダイナソー』公式グッズプレゼント提供:ブエナ・ビスタ・インターナショナル(ジャパン)
「ダイナソー」緑で胸にロゴ刺繍入り長袖シャツ
5名様
「ダイナソー」茶色の合皮ベルト・ケース付き。革腕時計(タイム・ウォッチ)
5名様
「ダイナソー」緑で胸にロゴ刺繍入り長袖シャツ
5名様
「ダイナソー」(ノートリーフ・ポケットがついた合皮バック)マルチバッグ
2名様
【プレゼントの応募は終了しました】
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