CMの現場から…
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お話を伺った方:ライオン株式会社 広告制作部 塚原さん/宮城さん
文・構成 今 祥枝
【織田裕二さんを起用したいきさつ】
デンターライオンのイメージキャラクターは、1998年の春から織田裕二さんです。これまでは高島政伸さんや中村雅俊さんなど、割と上の年齢層にアピールする方でした。それで、今度はもう少し若い層をターゲットにしようと考えた時に、まず最初に織田さんの名前が挙がったんです。当時は、まだ『踊る大捜査線』が大ヒットする前だったと思うのですが、人気は十分にあったし好感度という意味では抜群でしたから。
【織田さんからの握手で感激】
最初にお会いした時は、織田さんの方から握手をしてきてくれたんですよ。すごく感激したのを覚えてますね。CMの撮影には私は大体立ち会いましたので、撮影の合間に織田さんといろいろお話をする機会もありました。中でもよく覚えているのが、映画の話。織田さんはすごく映画がお好きなんですよね。結構マニアックなSF映画の話から、『スター・ウォーズ/エピソード1』のような大作の話なんかで盛り上がりました。ジャンル的には何でも観ると言ってました。特にSFには詳しいという感じでしょうか。とにかく「人を楽しませる仕事をしたい」と語っていたのが印象的でした。映画というのは、まさにぴったりの仕事なんだろうなと思いましたね。
【仕草の一つ一つが、いちいちかっこいい!】
織田さんはスタイルもとてもいい方なので、スタジオにいてもどこにいても目立つんですが、性格的な部分でいうと少しシャイな感じがする方ですね。控えめな感じというか。
スタジオに現れた時の恰好は、私がみたときは結構ラフな感じで、ジーパンと確かスニーカーだったんじゃないかな。そんなにじろじろ見てチェックしてたわけじゃないんですが、確かじゃないですが(笑)。とにかくさわやかな感じのする方です。私が実際にお会いして一番印象的だったのは、やっぱり目ですね。すごくオーラがあって、パっと人をひきつける力があるんですよ。
あと、仕草の一つ一つがいちいちかっこいいんです(笑)。そんなにヘビースモーカーではないと思いますが、タバコの火の付け方なんかものすごく決まってました。銘柄はマルボロで、ライターはもちろんZIPPO。スタジオの端の方でシュッって火をつけてる姿を見ると、男でも「カッコいい~」と思っちゃいましたね。
【仕事に対しては真剣そのもの】
実際のCM撮影の作業に関して言うと、織田さんは本当に協力的でした。多分どの仕事に関してもそうなんでしょうが、とても一生懸命取り組んでいました。これまでに製作したデンターライオンのCMは「1日本中で/2ハーブ園/3ハーブのパネル/4鏡の前/5講師」の5パターンあります。タレントさんによっては「歯は磨きません、商品は持ちません」方もたまにいらっしゃったりして……。だけど、その辺は織田さんはとても柔軟でした。そういう意味で、コマーシャル製作上で困ったことは何もなかったですね。
デンターライオンの基本的なコンセプトとして、やはりさわやかさを演出しています。ですが、今までとはちょっと違ったイメージに仕上がっているのは一番最近の「講師」編ですね。織田さんが長いセリフをしゃべるバージョンというのは、他のCMでもあまりなかったんですが、以前に彼が世界陸上でメインキャスターをやったことがありましたよね? あの時に、アドリブでもかなりしゃべっていて、しかもそれがかなり面
白かった。それを聞いていて、「あ、今度はしゃべる織田裕二でいこう」と思いついたんです。
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