Q:高校生の時のチェンさんはチャン・シーハオに性格、行動など近いものがありましたか?
チェン・ボーリン:そうですね、主人公のチャン・シーハオと同じように明るい高校生でした。普段の生活の中で、負担やプレッシャーといったものは何にもなかった気がする。ただ、チャン・シーハオと違うところは…、僕は相手に積極的に自己紹介をします! と言っても心の中だけでね。でも、この役を演じてからは、本当にかなりの自信がつきました! よく口をとがらせて物事に対して不平・不満を言ったりするのなんか、もうチャン・シーハオと同じですね。
Q:初恋の女の子はどういう人でしたか? モン・クーロウみたいなタイプ?
チェン・ボーリン:かなり違いますね。僕は、どちらかというと勉強もよくできて可愛らしい女の子の方が昔は好きだったかな。モン・クーロウのような個性的な子ではなかったですね。
Q:夏休みの思い出が何かあれば聞かせてください。
チェン・ボーリン:一番忘れられない夏休みは、やはりこの映画『藍色夏恋』を撮影したあの夏ですね。経験すること、感じること、何もかもが奇跡のようだった。初めての映画出演(主演)で、色々勉強にもなりました。イー・ツーイェン監督と共に脚本を研究したり、撮影や美術などの映画の専門技術も学ぶことができたし、通常では絶対に味わうことのできない夏休みを体験できたと思います。この映画への出演がきっかけで、今後も映画の仕事に関わっていきたい意欲もわきましたし。
Q:インターネットは利用しますか? するとしたらどのような時に?
チェン・ボーリン:そうですね…。だいたい音楽を試聴したり、音楽の資料を調べたりするときかな…。インターネットは調べものには便利ですからね。そう、音楽が好きなんですよー。そっちの仕事もあこがれてるんです。あとは、メッセンジャーなんかで友達とチャットしたりします。楽しいですもんね、チャットは。
Q:御自身の初恋のエピソードとその時と今では恋する気持ちに違いはありますか?
チェン・ボーリン:毎朝、彼女の家の前へ彼女を迎えに行き、そして放課後は彼女がバスを降りるバス停のスタント下で待つ! そんな感じでした。これは本当!
昔は、本当にシンプルな恋愛で、プレッシャーも全然なかったですね。好きだっていうまっすぐな気持ちのみで突っ走ってたかな。今は、少しだけ大人になった気分で恋愛しますね。どっちにしても、恋愛は何かの縁や自分の直感的な気持ちに従うことだと僕は思う。気持ちの変化ですか? うん、たぶん前からあまり変わっていません。
Q:『藍色夏恋』の見どころをまたはメッセージをお願いします。
チェン・ボーリン:見どころは、多分もう忘れかけていた、あまり重要じゃないかもしれないけど回顧する価値がある青春を思い出させてくれるところです。この映画はあの未熟で汚れのない一夏休みへ遡って、あなたを昔へ連れ戻すことができるでしょう…。できるはず。
みなさんへのメッセージは、『陳柏霖(チェン・ボーリン)=藍色夏恋2003』よろしく、そしてこれからもよろしく、です。
『藍色夏恋』は7月26日シャンテシネにて公開
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