■一人暮らしにはあこがれるけど……
Q:この『ラブコレクション OLDK』は一人暮らしのアパートで起こる騒動を描いていますが、一條さんは現在一人暮らしですか?
家族と同居しています。一人暮らしは憧れるんですが……。でも今、兄夫婦も一緒で。もーっ姪っ子がかわいくて、かいわくて(目尻が下がる一條くん)。しばらくは実家でいいかなーって感じです(笑)。
Q:なるほど。一人暮らしをしたらこの『ラブコレクション OLDK』みたいに“隣人の恐怖”があるかもしれないですしね。
そうなんですよ~! 家の近所で放火とかあって(ちなみに一條くんはこの時、消化活動に貢献したそうだ)、怖い経験もあるので、隣の人間は大切です。 近所の駐車場でバーベキューとかあれば参加していますよ(笑)。一人暮らししたら、隣人間関係はぜったいに大切にします(笑)。
■二股かけられちゃったことはあります
Q:ところで今回演じた“タクヤ”は二股をかけている男性でしたが、一條さんは2人の女性を同時に好きになってしまうことはありますか?
それはないですね。二股かけられちゃったことはありますが(笑)。そんな経験もないのに、そんな経験があるんじゃないかと作品を見て思われたなら、(演技が成功していたということで)役者冥利につきますねぇ(笑)。
Q:ちなみに好みの女性のタイプは?
居心地の良い女性ですかね。価値観が一緒、考えた方が一緒の人がいいかなぁ。自分がない部分を補いあう関係もいいんですけど、気を使って疲れてしまいそうで……。あまり気を使わないで、自分をさらけ出せる子の方がいいですね。のんびりウインドーショッピングして、映画見たり。のんびりと過ごしたいなぁ。
Q:そんな一條くんがこの作品に出演することになった経緯を教えて下さい。
『仮面学園』(00年)の時、原さんが助監督して参加していたんですよ。僕も出演していて、その頃に目をつけていてくれたみたいで。今回声をかけてもらえて、うれしかったですね。
Q:久々にお会いした監督の原さんはどうでしたか。
いやぁ、全然変わっていなかったですね。とっても話しやすいので、自分の意見を言うこともできますし。一緒に仕事をする上でとてもいい関係を築ける監督ですねー。
■2日間で撮りきった!
Q:でもその再会を喜ぶ暇もないほど、忙しい撮影だったとか。
そうなんです。たったの2日間で撮ったんですよ! 2日目は朝の4時ぐらいまでかけてガーッと撮っちゃいました。もう怒濤の勢い。共演者の皆さんともあまりコミニュケーションをとる間もなく終わっちゃいました(笑)。
Q:映画の中では“誕生日”が一つのキーワードになっていますが、何か誕生日にまつわる記憶はありますか?
うーん、僕自身、記念日に疎いんですよねぇ(笑)。女性は大切にしますよねー。でも男からするとあまり意識しないんですよね(笑)。記念日にどこに行ったとか何を食べたとか、覚えていないと怒られそうですね(笑)。でも誕生日にプレゼントでもらってうれしかったのは、MDコンポですかね! 家電製品うれしいです(笑)。
Q:そう言えば血液型はB型ですよね。
よく聞かれて答えると、「B型っぽい!」と言われることもあれば、「A型っぽい!」とも言われるんですよ。どうなんでしょう。大雑把だったりはするんですけどね。あと何かやっていると別のことが気になっちゃう。
Q:勉強していたりすると、部屋の整とんをしたくなったり。
そうそう! もうこれは血液型は関係ないですよね(笑)。このテレビ見たら勉強するぞ、ご飯食べたら勉強するぞ、そうこうしているうちに眠ってしまう(笑)。おかげで浪人しちゃいましたよー(笑)。
■「筋肉番付」に出演していた
Q:デビューは浪人時代ですか?
受験がダメだとわかったぐらいの時期に「筋肉番付」に出演して、スカウトされて、浪人時代にデビューしましたね。その後、大学が受かって、勉学と仕事に励む、と。
Q:両立は大変そうですね。
4年生になるまでは大丈夫でしたね。卒論も早めに終わらせましたし。でも4年生になって、卒業に必要な128単位のところをギリギリ130単位で通った感じなので、あの試験落としていたら卒業できなかったなーって。卒業できてよかったですよ、ホント!
Q:大学も無事卒業し、活躍の場を広げていますが、今後何か新たなチャレンジはあるのですか?
年内は舞台に初めて挑戦することになっています。12月15日~19日の全7公演で、東京芸術劇場(小ホール2)で「GOOD LADY」×「BAD BOYS」に出演します!
Q:それでは最後に読者の皆さんにメッセージを
初めてのラブシーンに挑戦して、緊張しました。でも照れちゃうとダメなんで、そうならないようにしました。結構がんばったので、ぜひ『ラブコレクション OLDK』見て下さい!! テーマは“愛”と“銃(ガン)”の活劇です。って監督が言ってました(笑)。映画の独特の雰囲気を楽しんで下さい。
「実は取材は緊張しちゃうんです」と暴露し、「正確に伝えられるのかなって。考えていることが言葉にうまくできなくて」と笑いながらも、テンポよいインタビューでいろいろなことを明かしてくれた一條くん。自分の行きつけの大好きな居酒屋さんでインタビューに応じてくれた自然体の一條くんのこれからの活躍を期待したい。 |