来日スターなんでも番付け2004 2004年12月31日 来日するスターには専属のスタイリストさんがいるのは常識。それにも関わらず「それはどうなの？ 」なファッション・センスを披露してくれた勇気ある人たちを紹介。 独自の世界を持つオスカー監督 <ピーター・ジャクソン監督編> 堂々の1位は文句なしにピーター・ジャクソン監督。いくら自称"ホビット"だからって、公の場にはだしで登場するのはどうなんでしょうか？ 極めつけは、このお腹！！ボタン全開のだぼだぼポロシャツにもかかわらず、ポッコリお腹を肉眼で確認できちゃいます。その上髪はボサボサ、ひげもボーボーで、どこから見ても良い所は1つも見当たらない……。一緒に登場したヴィゴ・モーテンセン、イライジャ・ウッドら"旅の仲間たち"が、ビシッとオシャレにきめているから余計に目立ってしまった監督。唯一の救いはカメラに向かってニコッと笑った顔が、純粋な子供のように愛らしかったこと。そして2004年度アカデミー賞でみごとオスカー像を手にしたこと。それがなければただの"はだしでビール腹のおっさん"でしかない。それにしてもこの美的センスから、どうやって『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのような壮大で美しい物語を生み出せるのだろうか。凡人には理解不能だ。 ※『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』来日記者会見にて ごひいきのサッカーチームのTシャツ姿で現れた"フランスの郷ひろみ"ことパトリック・ブリュエル。フランス映画の宣伝なのに、シャツにはおおきく"ITALIA-イタリア-"の文字が。この適当さがフランス男の醍醐味（だいごみ）というものなのか理解に苦しむが、本国では日本のヨン様に匹敵するほどの人気者。 ※『あなたを待つ人生』独占インタビューにて 正真正銘オカマの3人組は仲良くおそろいのコーディネイトを披露。赤、青、黄、白のカラフルなパンツに黒のトップを合わせ、帽子にはティアラを乗せたド派手センスは脱帽もの。しかも長い付けまつげにピンクのチークまで塗った顔は、近くで見るには適さない舞台用メイクの域！ ※『アタックナンバーハーフ2 全員集合！』独占インタビューにて まさかの入賞に号泣するジャック。いくら性格俳優だからといっても何十年も前から着ているようなチェックのシャツに、これまた色落ちして古びたジーパン姿はNG。もしかしたらヴィンテージ物なのかもしれないけど……とてもそんな貴重な物とは思えないのは、ジャックが着ているから？ ※『スクール・オブ・ロック』独占インタビューにて 「やったー選ばれたぞー」ではなくて、これはただお気に入りのポーズ。運動神経抜群で、少年のような笑顔がまぶしいジャッキーは年齢不詳だが、実は50歳を超えています。それなのに小学生のようなズボンをはいてしまうなんて、いくら大スターといえども見逃すわけにはいきません。 ※『メダリオン』来日記者会見にて イギリス紳士の雰囲気をかもし出して、すっかりセレブの仲間入りを果たしたヘイデン君。美しい瞳、美しい肌、美しい微笑み……なのによく見ると襟（エリ）がもたついてますが！ さりげなく立てたつもりでしょうが、中途半端にまがっていますよ。せっかく美しいのだから、ビシッと素敵に着こなしてほしかった。 ※『ニュースの天才』来日記者会見にて "瞳で妊娠させる男"アントニオ・バンデラスが声優に挑戦。それだけで十分かわいらしく気の抜ける話だが、アロハシャツ姿で現れたときには全身から力が抜けた。家庭を持って以来路線変更でもしたのか、セクシーのセの字も感じられなかった。とは言っても、会場の女性記者らにウィンクしまくる瞳には、吸い込まれるような色気が健在だった。 ※『シュレック2』来日記者会見にて 常にレディ・ファーストを心がける粋な監督。ロマンス・グレーの髪をかきあげ、大人の色気をプンプンに漂わせるところを見ると、昔はかなりモテただろうと想像できる。とはいっても、66歳を超えているのだから、ボタンを3つも空けてしまうのはやめてほしい。そして犬の首輪のようなネックレスは、オシャレというよりも健康グッズにしか見えない。 ※『オペラ座の怪人』独占インタビューにて ランクインしたのは左端のレイチェルちゃん14歳。映画初出演にして初来日という初々しい状況なので、少々緊張気味の様子。スタイリストさんがいないのか、白と薄ピンクというぼやけたスタイルに、看護婦さんのようなサンダルを選択。しかし、まっすぐ伸びた長い足と、きれいなブルーの瞳を持っているので、将来オシャレなセレブになる可能性は高い。 ※『ピーター・パン』来日記者会見にて ADVERTISEMENT
